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まだ間に合う!2022年公開おすすめ韓国映画まとめ

公開日 2022/12/18 20:30

変更日 2024/06/20 12:10

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是枝監督作品の映画「ベイビー・ブローカー」を始め、2022年も国内外で高い評価を獲得した映画が日本でも次々に公開されました。今回は、2022年に公開及び公開予定の作品のなかから、おすすめしたいタイトルのあらすじや見どころなどを紹介します。

2022年も人気俳優が出演するビッグタイトルから知る人ぞ知る名作まで数多くの作品が公開されました。
日本でも12月いっぱいまで作品が目白押し!今からでも間に合うタイトルもたくさんあります。
年末はぜひ、韓国映画を鑑賞してみてください。

1:手紙と線路と小さな奇跡

ジュンギョンの住む村は駅がないので、往復5時間かけて高校に通っている。
そんなジュンギョンの夢は、村に駅を設置することだった。
来る日も来る日も大統領へ向けて手紙を書くが、その行動を父のテユンは心配している。
手紙の件を知ったラヒは、夢を叶えるためにさまざま手助けをするが…。

韓国に初めて設置された私設駅・ヤンウォン駅を題材にして制作された作品です。
舞台となる村の自然の風景は、どこか日本に近い印象を感じられます。
しかし交通の便が悪く、長い時間を掛けて通学を余儀なくされるジュンギョンの姿は胸が痛みます。
そんなジュンギョンが自分の環境を嘆くのではなく、村全体のことを考えて行動する姿には感動しました。

2:ベイビー・ブローカー

借金に追われるサンヒョンは、ドンスと手を組んで赤ちゃんポストに預けられた赤ん坊を横流しして金を稼いでいた。ある日、赤ちゃんポストに子供を預けた母親だと名乗るソヨンが現れる。
一方、警察官のスジンは赤ん坊の人身売買を摘発するために、サンヒョンとドンスたちの現場を見張っていた…。

日本でも「赤ちゃんポスト」として実在する施設を題材にした作品です。韓国では「ベイビーボックス」という名称だそうで、そこに預けられた赤ん坊を狙った人身売買も実在しており、この作品は問題提起も兼ねて制作されているのだと感じられます。
監督は、映画「万引き家族」で有名な是枝裕和。この作品で、初めて韓国映画の監督を務めました。

韓国映画

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