公開日 2024/06/20 11:45
変更日 2024/09/06 15:38
CANNES, FRANCE - MAY 20: Kim Young-Min attends the Premiere of \"Youth\" during the 68th annual Cannes Film Festival on May 20, 2015 in Cannes, France. (Photo by Ian Gavan/Getty Images)
日本でも大人気のキム・スヒョン&キム・ジウォン主演のヒットドラマ『涙の女王』。脇を固めるキャストの演技も話題の1つとなっています。そこで今回は、主役2人ではなく、豪華すぎるバイプレイヤーやベテラン俳優たちに注目!『涙の女王』を陰で支えた登場人物・実力派俳優たちを詳しくご紹介いたします。
イ・ミスク:이미숙
生年月日:1960年4月2日
おもな出演作:『スキャンダル』『嫉妬の化身』『油っこいロマンス』『シークレットファミリー』など
ユン・ウンソン(パク・ソンフン)の母で、長年ホン・マンデ(キム・ガプス)の同居人として生活してきたモ・スリ。
序盤から怪しげな雰囲気を醸し出してきたモ・スリですが、蓋を開けてみれば予想以上のヴィラン。
息子であるウンソンのためなら悪にも手を染め、ウンソンを惑わすへイン(キム・ジウォン)の命すら狙う悪女の存在は、『涙の女王』を単なるラブロマンスで終わらせない重要なキャラクターでした。
そんなモ・スリを演じたのは、イ・ミスク。
彼女の「THE・美魔女」という雰囲気が、モ・スリをより美しく、より残酷なキャラクターに仕上げたと思います。
さまざまな愛憎劇に出演してきただけあって、モ・スリ役を通して見せた演技もお見事でした。
長年温め続けてきた計画を遂行したモ・スリが、どのような結末を迎えるのかも今作の大きなみどころです。
キム・ジュリョン:김주령
生年月日:1976年7月15日
おもな出演作:『医師ヨハン』『輝くウォーターメロン~僕らをつなぐ恋うた~』『工作都市~欲望のワルツ~』『イカゲーム』など
ホン家の秘書的存在であり、上流階級の縁談を結ぶ仲人としても働くグレイスを演じたのは、『イカゲーム』で一躍注目を集めた遅咲きの女優キム・ジュリョン。
今作では、魂胆がわからないキャラクターを演じ、物語の展開を盛り上げました。
悪役ともいえるグレイスですが、どこか憎めない魅力があったのは、キム・ジュリョンの演技力や豊かな表情があったからだと思います。
裏切ったり寝返ったりが激しいグレイスの動向にもぜひ注目してみてくださいね!
キム・ヨンミン:김영민
生年月日:1971年11月5日
おもな出演作:『軍検事ドーベルマン』『プライバシー戦争』『夫婦の世界』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『愛の不時着』など
龍頭里で暮らすヨンソンを演じたのは、悪役から善人まで多彩な演技を見せるキム・ヨンミン。
『愛の不時着』では「耳野郎」を演じ、大きな反響が寄せられました。
『愛の不時着』の縁で特別出演となったキム・ヨンミン。(『涙の女王』は『愛の不時着』の脚本家による作品です。)
キム・ヨンミンが演じた素朴で無欲なヨンソンというキャラクターは、作品に大きな癒しを与え、特別出演とは思えない存在感を残しました。
ボムジャ(キム・ジョンナン)にとってのヒーラーになっていくヨンソン。
ボムジャとヨンソンの遅咲きの淡いロマンスも『涙の女王』の隠れたみどころ!
ヨンソンの人生観もまた大きなメッセージがあると思います。
『涙の女王』は、夫婦関係の再構築がテーマとなっていますが、家族愛や人とのつながりも描かれており、個性豊かなキャラクターが物語になくてはいけない存在感を発揮しています。
ドラマを見て、ホン家やペク家の“箱推し”になった人も多いのではないでしょうか♡
『涙の女王』を盛り上げたキャストたちは、たくさんの韓国映画・韓国ドラマで活躍している方々ばかり。
ぜひ出演者たちのそのほかの出演作にも注目してみてくださいね!
きっと韓国映画・韓国ドラマがもっと好きになるはずです♡
そして、『涙の女王』をまだ観ていないという人は、ぜひチェックしてみてくださいね!