公開日 2021/09/15 17:10
変更日 2024/06/20 19:09
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ソン・スンホン主演『あいつはカッコよかった』や、大ヒット映画『7番房の奇跡』で知られるイ・ファンギョン監督が、金大中拉致事件をモチーフにした感動のヒューマン・サスペンス『偽りの隣人 ある諜報員の告白』の日本公開を目前にオンライン・インタビューに応えてくれました。
――ユ・デグォン役のチョン・ウさんは、監督の2004年のソン・スンホンさん主演映画『あいつはカッコよかった』にも出演されていました。今回、『偽りの隣人~』にチョン・ウさんをキャスティングした理由と、彼の魅力を教えてください。
◆チョン・ウさんは、『あいつはカッコよかった』のオーディションで私が見出して、デビューしてもらったんです。彼に初めて会った時、本当に面白い俳優だという印象を受けました。一般的ではない俳優だと思ったんです。猪突猛進的で、アイディアが豊富な俳優だと思いました。なので、新人であるにもかかわらず、助演クラスの大きな役を任せました。
その後も、チョン・ウさんとはたくさんのことを話しましたし、一緒に仲良く食事したり、お酒を飲んだりする間柄になりました。その間も、チョン・ウさんに何か合う役はないだろうかとずっと悩んでいたところ、今回の『偽りの隣人~』の主人公が彼にピッタリ合うとひらめきました。
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チョン・ウ(右)
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◆チョン・ウさんの一番の長所は、スポンジのような性格です。例えば、赤い絵の具を垂らしたらすぐに赤く染まるし、黄色い絵の具を垂らしたらすぐに黄色に染まってくれるような、本当に吸収力のある俳優だと思います。何か投げかければ、すぐにフィードバックしてくれますし、難易度の高い演技でも、すぐに感情を入れてこなしてくれる俳優です。
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