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【K-boardインタビュー】外見至上主義の闇に切り込むアニメ映画『整形水』の監督チョ・ギョンフン

公開日 2021/09/21 17:10

変更日 2024/06/20 19:09

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韓国で大ヒットし、日本では「LINEマンガ」で独占配信中のオムニバス作品『奇々怪々』内の「整形水」がアニメ映画化されました。顔を浸せば思い通りの容姿に変えられる“奇跡の水”を巡り、主人公が直面する闇を描く本作のチョ・ギョンフン監督にオンラインインタビューし、この映画を通して伝えたいことなどを伺いました。

 

 

©2020 SS Animent Inc. & Studio Animal &SBA. All rights reserved.

 
1975年生まれ。延世大学卒業。ビジネス専攻。
短編アニメーション『便秘(原題)』(1996)、『空腹(原題)』(2000)、『復讐不可能2(原題)』(2001)を監督後、アニメ制作会社スタジオアニマルを設立し、監督およびプロデューサーとして様々な作品の制作に携わる。
スタジオアニマルで制作した代表作に、『メディカルアイランド(原題)』(2003)、『ゴーストメッセンジャー(原題)』(2010)、『ハングオン!(原題)』(2014)などがある。
『整形水』は長編商業映画デビュー作となる。
 
 
 

――監督は、普段からウェブトゥーン(韓国発のウェブコミック)をチェックしていらっしゃったそうで、『整形水』にも注目していたそうですが、アニメーション映画化に相応しいと思った理由を教えてください。

◆正直に言いますと、最初はアニメーションに相応しくないと思ったんです(笑)。難しいのではないかと感じましたが、いざアニメ化するとなった時に、とても魅力的に思えたんですね。原作で描かれている、自分の外見が破壊されてしまって、それによって周囲の視線も変わり、周りの状況も変わっていくというところは、まさに人間が根本的に持っている恐怖を見事に描いていると思いました。なので、アニメであるかどうかにかかわらず、作品自体が魅力的だと思いました。
 
 

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