公開日 2023/01/28 19:30
変更日 2024/06/20 19:13
SEOUL, SOUTH KOREA - JANUARY 19: Han Seung-yeon, Kang Ji‑young, Heo Young‑ji, Nicole Jung and Park Gyuri of girl group KARA attend the 32nd Seoul Music Awards at KSPO Dome on January 19, 2023 in Seoul, South Korea. (Photo by Chung Sung-Jun/Getty Images)
私は2000年代から韓流の記事を書き始めましたが、CS放送で韓国の番組を見るようになった当時、KBSの音楽番組を見ていて驚いたことがありました。
キックのような動きの振付に断りを入れることもあった2000年代。
現在は、公共放送のKBSも、当時のような厳しさは緩和されたのだなと感じます。
K-POPのアーティストたちは、いかに個性と新しさを出せるか熟慮し、カムバックの度に独自の“コンセプト” を披露しなければなりません。
そして、“衣装コンセプト” も非常に重要な課題です。
これも驚いたのですが、数年前にある番組で見た情報によると、K-POPのアーティストたちは各局の歌番組に出演する際、数種類の衣装を自前で用意しているのだとか。
もちろん、事務所によっても違うと思うし、現在は自前ではないかもしれないですが、厳しい状況をこなしていたグループがあったのは事実。
予算内で、新曲のコンセプトをステージで見せられるような衣装を数種類、自分たちで買っていたというのだから、かなり過酷な状況ですよね。
コンセプトと言えば、K-POPのアーティストがカムバックする際、新しいオリジナルのダンスを求められます。
古くは、KARAの“ヒップダンス” もそうですよね。
TWICEの“TT” の手の動きも有名です。
ほかのグループがやっていない独特の動きを一つ以上誕生させ、“○○ダンス” と名前を付けて紹介し、流行らせるようにします。
2022年にデビューしたLE SSERAFIMは、「FEARLESS」の“目隠しダンス” などを打ち出しました。
曲はもちろん、大人っぽかったり、キュートだったり、セクシー度高めだったりと、個性的な衣装とダンスでコンセプトを発信するK-POPアーティスト。
今回は、ガールズグループを中心に取り上げていますが、近年、私が気になる“強すぎるコンセプト” のガールズグループがいまして……