公開日 2022/07/26 19:00
変更日 2024/06/21 10:23
LOS ANGELES, CALIFORNIA - JANUARY 19: Bong Joon-ho attends the 26th Annual Screen Actors Guild Awards at The Shrine Auditorium on January 19, 2020 in Los Angeles, California. (Photo by Frazer Harrison/Getty Images)
韓国映画について深く知りたい人。韓国映画の歴史を勉強したい人は必見!韓国映画を動かした、名監督10人を紹介します。世界的に有名な監督だけでなく、日本で知られていない名監督も紹介。人に歴史ありです。
世界ワールド_韓国
イム・グォンテクは、1986年公開の映画「ジバジ」を監督。
映画に出演したカン・スヨンは、ヴェネツィア国際映画祭で章を受賞しました。
80年代の韓国映画に、自由はありませんでした。
当時の韓国は民主化運動が激しく、映画制作云々言ってられる状況ではなかったでしょう。
過酷な状況でも、人々の娯楽は映画でした。
ヴェネツィア国際映画祭の快挙は、韓国国民の大きな自信になりました。
カップル 結婚 ブライダル
キム・ウィソクが監督した「結婚物語」は、韓国企業サムソンの出資によって制作されました。
当時は新人監督だったキム・ウィソク。現在は韓国映画を支える、大物になりました。
内容は結婚にふりまわされる、男女の話。
リアルな内容も相まって、映画公開1992年当時に大ヒットを記録しました。
第二次世界大戦後に、日本から独立した韓国。
戦争が終わっても、時代の激流に飲み込まれてしまいます。
映画は韓国政府が全て取り仕切り、自由な映画製作は難しい状況下だったのです。
そんな中で登場したのが、映画「結婚物語」。
韓国映画のクオリティを向上させた「韓国ニューウェーブ」の、大きな足がかりとなりました。
1999年にカン・ジェギュが手掛けた「シュリ」は、当時の韓国映画興行収入の50%以上を獲得するほどの大ヒット。
日本でも大変な話題になりました。
「シュリ」は、韓国映画が日本に知れ渡るきっかけとなった映画でもあります。
当時の日本は、アクションハリウッド映画の多さに飽きていた頃。
「ネタ切れか」と、囁かれていたほどでした。
そんな中、韓国映画「シュリ」が日本に上陸。
ハリウッドでは見ない新しいアクションスタイルは、日本で大きな話題に。
「シュリ」のヒットをきっかけに、日本に韓国映画が次々と上映されたのでした。