公開日 2024/02/12 17:45
変更日 2024/09/09 12:42
PARIS, FRANCE - JANUARY 19: (EDITOR'S NOTE: Image has been retouched at the request of the client) Tomorrow X Together attends the Dior Homme Menswear Fall/Winter 2024-2025 show as part of Paris Fashion Week on January 19, 2024 in Paris, France. (Photo by Pascal Le Segretain/Getty Images for Dior Homme)
日本を象徴する文化のひとつ、アニメ。今では世界中で愛されており、K-POPアイドルにも日本アニメにハマっているという人は多いですよね。最近では日本の歌手だけでなく、K-POPアイドルが主題歌を務めることも増えてきました。そこで今回は、日本のアニメ主題歌を担当したK-POPアイドルとその楽曲をご紹介します。
日本でのK-POPブームを引き起こしたグループのひとつ、東方神起。
そんな東方神起が主題歌を担当した日本のアニメは、世界中から愛される超人気アニメ『ONE PIECE(ワンピース)』!
東方神起はこれまでに、『ONE PIECE(ワンピース)』のオープニング曲を2回、エンディング曲を1回担当しています。第10期の主題歌には『ウィーアー!』が、第11期のオープニングテーマには『Share The World』が起用されました。
この2曲は、2009年4月22日に東方神起の日本での27枚目のシングル『Share The World/ウィーアー!』としてリリースされ、発売日前日の4月21日にはオリコンデイリーランキングで売上枚数5.9万枚を記録し、1位を獲得。2009年のオリコン年間ランキングでは30位にランクインし、アニメ部門では年間ランキング1位を獲得しました。これに加えて、『ONE PIECE(ワンピース)』の主題歌としても売り上げ1位の記録を樹立しています。
さらに、17期(第256話〜第263話)のエンディングテーマとしては『明日は来るから』が採用されています。この曲は2006年3月8日に東方神起の日本での4枚目のシングルとして発売されました。
日本の国民的アニメの主題歌に3曲も起用されただけに、K-POPファンだけでなく大衆的に東方神起が知られるきっかけとなりました。
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日本でドーム公演を行うだけでなくワールドワイドに活躍している人気グループ、Stray Kidsが主題歌を担当した日本のアニメは『神之塔-Tower of God-』です。
実はこちらのアニメ、原作は韓国のウェブトゥーン(ウェブ漫画)なんです。『NAVER WEBTOON』にて2010年6月30日から連載開始し、日本では『LINE マンガ』にて2018年から配信が開始されています。
Stray Kidsは2020年4月から日本で放送開始したテレビアニメ『神之塔-Tower of God-』のオープニング曲とエンディング曲をどちらも担当。本アニメは韓国・アメリカなど複数の国で放送されているのですが、日本、韓国、アメリカではそれぞれの国の言語バージョンの楽曲が起用されています。
主題歌に抜擢されること自体すごいことですが、放送される国によって言語を変えて3バージョンリリースするのは珍しいこと。グローバルに活躍する“自主制作ドル”Stray Kidsだからこそできることなのかもしれません。
ちなみに、オープニング曲は『TOP-Japanese ver.-』、エンディング曲は『SLUMP-Japanese ver.-』です。
『SLUMP-Japanese ver.-』については、日本の人気コンテンツ『THE FIRST TAKE』でも披露していましたね。
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BIGBANGやBLACKPINKなどを輩出してきた韓国4大芸能事務所のひとつ、YGエンターテインメントから2020年にデビューした日本人メンバー3人を含む人気ボーイズグループTREASURE。
そんなTREASUREが主題歌を担当した日本のアニメは、『ブラッククローバー』です。
『ブラッククローバー』は『週刊少年ジャンプ』で2015年12号から連載が開始したマンガが原作のアニメで、 現在は『ジャンプGIGA』で連載されています。
TREASUREはそんな『ブラッククローバー』の第158話〜第170話のエンディングテーマを担当。起用された楽曲は『BEAUTIFUL』で、TREASUREにとっては初の日本オリジナル曲となりました。
作詞には日本人メンバーのYOSHI(ヨシ)が携わっており、歌詞の内容はアニメのストーリーともリンクする部分が多いと高評価を得ています。
また、2023年3月31日(金)公開の映画主題歌にも起用されたことは記憶に新しいですね。映画の主題歌となったのは、こちらも日本オリジナル曲であり『ブラッククローバー 魔法帝の剣』のために書き下ろされた『Here I Stand』で、2023年3月29日に日本1stシングルとしてリリースされました。
防弾少年団(BTS)の弟グループとして2019年にデビューしたK-POP第4世代を代表する5人組ボーイズグループ、TOMORROW X TOGETHER(TXT)。
そんなTXTが主題歌を担当した日本のアニメは、『ブラッククローバー』と『ワールドトリガー』ですが、実は複数アニメの主題歌を担当したK-POPアイドルはそう多くないんですよ。
TXTが初めてアニメ主題歌を担当したのは、2020年。『ブラッククローバー』の2020年9月1日放送分から、オープニング曲『永遠に光れ(Everlasting Shine)』を担当しました。
こちらの楽曲は2020年8月19日にリリースされたTXTの日本2ndシングル『DRAMA』に収録されていますよ。
また、『ジャンプスクエア』にて連載中のマンガ『ワールドトリガー』のアニメ2ndシーズンでもオープニング曲に起用されています(2021年1月9日放送分から担当)。起用された楽曲『Force』といえば、ビックコラボレーションが話題になりました。 この『Force』を書き下ろしたのは、2023年の『輝く!日本レコード大賞』で大賞を受賞したMrs. GREEN APPLEのボーカル・大森元貴。
Mrs. GREEN APPLEの大森元貴らしい楽曲構成でありながら、TXTメンバーの個性が活かされるメロディーにも要注目です。
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日本の人気アニメの主題歌(オープニング曲・エンディング曲)を担当したK-POPアイドルグループ4組をご紹介しました。
皆さんはいくつ知っていましたか…?
日本のアニメ主題歌に起用されるのはやはり、人気であるという証。
『ONE PIECE』の主題歌を合計3回担当した東方神起といえば、第2次韓流ブームの時代から現在まで日本で根強い人気を誇っていますし、『神之塔-Tower of God-』の主題歌を担当したStray Kidsはワールドワイドに活躍し、今ではK-POP第4世代を代表するグループとなりました。
『ブラッククローバー』のアニメ・映画の主題歌を担当したTREASUREも、日本人メンバーがいることから日本でも積極的に活動し、知名度をグングンあげています。
『ワールドトリガー』『ブラッククローバー』と2つのアニメの主題歌を担当したTOMORROW X TOGETHER(TXT)もやはり、世界的なアーティストとなった先輩グループBTSの“弟グループ”という印象から脱して高い人気を誇るグループとなり活躍中。
どのグループも日本でも積極的に活動しているグループなので、ぜひこれを機に彼らに注目してみてくださいね。
また、これからもK-boardで彼らの情報を発信していく予定ですので、お楽しみに。