公開日 2024/07/23 20:00
変更日 2024/07/23 20:00
SEOUL, SOUTH KOREA - AUGUST 23: South Korean actor and model Jang Ki-Yong attends the photocall for LANCOME on August 23, 2019 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
『涙の女王』『ソンジェ背負って走れ』『私の夫と結婚して』のヒットで大盛り上がりを見せた2024年上半期の韓国ドラマ界。今回は、年100本の作品を視聴する韓国ドラマライターの筆者がハマった2024年上半期放送&配信の5作品を厳選して紹介。「メインどころはもう観ちゃいました!」という方へおすすめです!
結婚生活で地獄を味わった人々を救う”離婚解決士”と弁護士が次々と夫婦間の問題を解決していく痛快ラブコメディー『ラブソリューション ~愛の解決策、教えます~』。
大人気マクチャン劇『ペントハウス』で主演を務めたイ・ジアが元弁護士の離婚解決士サラを担当。サラのビジネスパートナーでありエリート弁護士のギジュンを『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で名を上げたカン・ギヨンが好演しています。
様々な形の夫婦問題を、離婚解決会社「ソリューション」のメンバーがスパッと解決! その痛快感を増幅させるのは、イ・ジアが直接相手役に推薦し共演が実現したカン・ギヨンとの最高の相性。40代かつキャリアを重ねたベテラン俳優同士の安定した演技、ビジュアル、空気感で紡ぐチームワークと大人のロマンスがこの上ない爽やかさと胸キュンを誘います。
実際にも離婚経験者であるイ・ジアの演技は堂々として力強い。「過去は振り返らない」主義のイ・ジアらしさがキャラクターとベストマッチし、題材は重めでも、実際の彼女のように前向きな気持ちになれるのも本作の良いところ。夫婦問題に悩む人の背中を押す「離婚しても大丈夫」というメッセージに、特に既婚者の方は共感間違いなしの作品です。
https://video.unext.jp/title/SID0098270
「この世を支配するのもは誰か…」権力者たちの争いを究極のリアリティーで描く近未来サスペンス『支配種』。
”培養肉”を広め莫大な利益を上げたCEOジャユと、爆破テロ事件の真相を暴くためジェユへと近づく元軍人のチェウンが出会い繰り広げられる物語。
同作一番の見どころは、緻密でリアルな脚本。ウェルメイドサスペンスとして名高い近年の名作『秘密の森〜深い闇の向こうに〜』のイ・スヨン作家の手により、人類の未来を左右する”食”と、その陰に見え隠れする闇が巧みに描かれています。
第一次産業の終焉、環境破壊、テロと、現実世界でも起こりうる事柄を扱うことでリアリティーを追求。観れば観るほど私たちの未来を描いているようで、ゾッとしながら没頭してしまいます。
そんな斬新な物語を立体的に演じるが、チュ・ジフンとハン・ヒョジュ。それぞれ立て続けにヒット作に出演する実力派の2人が、腹を探り合い、時に支え合う複雑な関係を体現。見え隠れする本心、一瞬の油断も許さない状況の連続に緊張感もMAX!交わす目線1つにもハラハラしてしまう、阿吽の呼吸で紡がれる2人の関係は必見。
イ・スヨン作家らしい、まだまだ続きそうなエンディングに続編を望む声も大きい同作。サスペンスとSF、さらにはアクションの融合に大成功し、あまりにリアルで壮大な世界観に筆者もズボっとハマってしまった1作です。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/blood-free/3bUWpAOGeZ6D
気づけば毎年100本越えの韓国ドラマ&映画を視聴しているライター。 韓国語能力検定試験6級。 チャウヌ(ASTRO)、キム・ナムジュ、ティファニー(少女時代)個別インタビュー チ・チャンウク、パク・シネのファンミーティング取材 WEBマーケターをしながら、韓国ドラマや商品の魅力を広く発信しています。 チェックリストの選定に役立つ情報や、最新トレンドをお届けします。