COLUMN コラム

ドラマ専門家25人が選んだ2020年最高の韓国ドラマVS惜しかったドラマはコレだ!

公開日 2021/01/29 20:28

変更日 2024/08/14 11:21

#

放送局、芸能事務所、制作会社所属のドラマ専門家25人を対象に、2020年最高のドラマ、また惜しかったドラマのアンケート調査結果を韓国のニュース1が発表しました。本記事では結果をご紹介しながら、2020年の韓国でのドラマのヒット傾向を振り返ります。放送関係者が選んだ2020最高のドラマはー?

『ザ・キング:永遠の君主』(10票)

https://entertain.naver.com/read?oid=469&aid=0000480947

ドラマ専門家25人が選んだ2020年惜しかったドラマは1作目は、10票を集めた『ザ・キング:永遠の君主』。
説明が必要ない韓国一のスター作家と謳われるキム・ウンスクの新作であり、韓流スターのイ・ミンホとキム・ゴウンが出演するとあって大きな期待を受けた作品です。仮想の大韓帝国を背景に平行世界を題材にしましたが、ストーリー展開の可能性やキャラクターの設定が良くないという評価も出て2話は11.6%(ニールセンコリア全国基準)を記録しましたが、下落してしまい8.1%で終了しました。専門家からは「特にPPLと言われる間接広告が没入度を邪魔する」といった声もありました。
しかし一方でパラレルワールドという少し難しい設定ではありましたが、後半一気にハマった!という韓国の視聴者も多い作品です。日本でも同時期配信されていた為、配信後SNSなどでは、視聴者による考察で盛り上がりをみせていた作品でもありました。

『半分の半分 ~声で繋がる愛~』(3票)

https://m.post.naver.com/viewer/postView.nhn?volumeNo=27551873&memberNo=38070069&vType=VERTICAL

ドラマ専門家25人が選んだ2020年惜しかったドラマは2作目は、3票を集めた『半分の半分 ~声で繋がる愛~』。
若手スターであるチョン・ヘイン主演のドラマということで注目を集めたドラマでしたが、スローテンポな展開に視聴者の指摘を受けて、折り返しを目前にして全12話へと短縮編集になることが決定。関係者からは、「久しぶりに青春メロなのに、映像だけきれいだったドラマとして記憶される」と厳しい評価を受けました。
ストーリー展開は穏やかですがヒーリング効果のあるドラマだった為、早期終了が残念との声もあがっていました。

『カイロス』(2票)

https://m.post.naver.com/viewer/postView.nhn?volumeNo=29801072&memberNo=10388754&vType=VERTICAL

ドラマ専門家25人が選んだ2020年惜しかったドラマは3作目は、2票を集めた『カイロス』。
誘拐された幼い娘を見つけなければならない未来の男ソジンと、失った母親を助けなければならない過去の女が愛する人のために「時間を突き抜けて」奮闘するタイムクロージングスリラー。斬新なストーリーで作品性は評価されたものの、優れた作品性に比べて視聴率が惜しいという理由で2票を獲得。ある関係者は、「優れたストーリーと演出力なのにそれに比べて視聴率が惜しい」と評しました。

他には、『スタートアップ:夢の扉』(1票)、tvN『サイコだけど大丈夫』(1票)、tvN 『秘密の森2』(1票)、SBS『ペントハウス』(1票) などの名が挙がりました。日本でも話題となっていた『スタートアップ:夢の扉』に関しては、人気作家パク・ヘリョンの作品だった為非常に期待値が高かったものの、後半物語が少し失速してしまった感があり、始まりが良かっただけに脚本を指摘する声が挙がっていました。また『秘密の森2』は、やはりサスペンスの名作と呼ばれた1に比べたら緊張感や没入度がやや劣るという点で残念との声が挙がりました。

日本でも多くの作品に注目が集まり、韓国ドラマに初めてハマった!という方も多かった2020年。2021年も人気作品の続編や期待作が目白押し!どんな名作が生まれるのか今から楽しみです!

あわせてチェック!

参考

2020 Netflix おすすめ トレンド 俳優 百想芸術大賞 視聴率 韓国ドラマ 韓流

この記事を気に入ったらシェア!

この記事について報告する

  • 韓国大好き連載コーナー
  • vote
  • 中国ドラマ特集
  • K-POPニュース

WRITER INFOライター情報

Writer Nana