COLUMN コラム

「百想ノミネートなぜない?」韓国視聴者から驚きの声があがった21年の傑作韓国ドラマ

公開日 2022/05/15 19:00

変更日 2024/08/06 11:24

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韓国のゴールデングローブ賞と呼ばれる百想芸術大賞。毎年誕生する多くの韓国ドラマの中で、芸術的に高評価された韓国ドラマが今年も決定しました。ですが毎年、「枠が足りない!」となるのは恒例のこと。本記事では韓国視聴者の中で、「なぜノミネートがない?」と驚きの声があがった21年の傑作韓国ドラマ10作品をご紹介!

あらすじ

2021年のある日、光州の外郭道路工事現場で身元不明の遺骨が発掘される。
そしてそれから41年前、1980年ソウルの春。さかんに大学街を熱くした民主化の熱気とは関係なく、お金儲けにしか余念がない医学生ヒテ(イ・ドヒョン)は帰郷のため光州を訪れていた。
そこでヒテは友人であるイ・スリョン(クム・セリョク)の代打としてフラれるためにお見合いにやって来たミョンヒ(コ・ミンシ)と会うことになるだが…

出典元:https://www.koari.net/attention/94766/

「百想芸術大賞」で男性新人演技賞を受賞(「18アゲイン」)したイ・ドヒョンと、コ・ミンシというフレッシュな若手俳優たちで贈る80年代のレトロで切ない青春ラブストーリー。1980年5月に起きた光州民主化運動を恋愛物語と共に解き明かした新たな試みに、放送終了後も“受信料の価値を実感したドラマ”と視聴者から称賛の言葉が溢れました。
高い視聴率を叩き出したわけではないですが、ドラマファンの中で高い確率で21年の傑作ドラマとして挙げられている作品なだけに、「百想ノミネートされるのでは」と予想されていた作品の一つでした。

『ある日ー真実のベール』

あらすじ

どこにでもいるような普通の大学生ヒョンスは偶然ホン・グクファと出会い、互いに引かれ、酔って一晩を共に過ごす。目が覚めるとグクファは殺されていて、ヒョンスは殺人事件の容疑者となってしまう。絶望するヒョンスを見た弁護士のシン・ジュンハンは、事件の弁護を引き受けることにする。無罪立証のため孤軍奮闘するヒョンス。ヒョンスを信じてはいないが無罪を立証したいシン・ジュンハン。自分が見たことだけを事実とする警察と検察。それぞれの“正義”を守るストーリー。

出典元:https://www.amazon.co.jp/

イギリス・BBCの「CRIMINAL JUSTICE」が原作で、アメリカとインドに続き、全世界で3番目にリメイクされるドラマ『ある日』。各国でリメイクされるたび主要授賞式を席巻してきた作品なだけに、配信前から注目を浴びた本作品。
全8話と短いながらも、キム・スヒョンとチャ・スンウォンをはじめとする豪華キャストの熱演と、被告の立場から司法制度を見つめる斬新なストーリーで好評を得ました。
特に、キム・スヒョンが圧倒的な演技力を再証明した作品だっただけに、今年はより一層「最優秀演技賞の枠が足りない!」との声があがった年でした。

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Writer Nana