COLUMN コラム

「百想ノミネートなぜない?」韓国視聴者から驚きの声があがった21年の傑作韓国ドラマ

公開日 2022/05/15 19:00

変更日 2024/08/06 11:24

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韓国のゴールデングローブ賞と呼ばれる百想芸術大賞。毎年誕生する多くの韓国ドラマの中で、芸術的に高評価された韓国ドラマが今年も決定しました。ですが毎年、「枠が足りない!」となるのは恒例のこと。本記事では韓国視聴者の中で、「なぜノミネートがない?」と驚きの声があがった21年の傑作韓国ドラマ10作品をご紹介!

あらすじ

性犯罪者のドチョル(チョ・ヒョヌ)が心身衰弱を理由に減刑されて出所、世間からは批判が高まる。刑務所を出たドチョルの前に模範タクシーが現われ乗り込むが、ドチョルはそのまま行方不明になってしまう。検事のハナ(イ・ソム)は模範タクシーを調査し始めることに。運転していたのはタクシー運転手のドギ(イ・ジェフン)。ドギをはじめ、ムジゲ運輸のメンバーたちは実は“模範タクシー”として法で裁けない悪人たちに対し、被害者からの依頼を受け復讐代行していた。ハナは検事としての立場と、本当の正義の間で揺れ始める。一方、ドギらメンバーが復讐代行をするのにはある理由があった。

出典元:https://kntv.jp/program/kn210703/

「正義が失われた社会、電話一本でOK」ベールに包まれたタクシー会社のムジゲ運輸とタクシー運転手が、被害者の代わりに復讐を完成させる復讐代行劇。
21年韓国でブーム的人気を誇った、ドラマを見た後にすっきりスカっとした気持ちになれる“サイダードラマ”でありながら、スカッとするだけではなく、現代社会の様々な闇や問題を正面から扱っている社会派な作品だったのも高い評価を得ました。
特に本作もイ・ジェフンが劇を導く演技力をみせていただけに、「最優秀演技賞」ノミネートが予想されていた一人でした。

『One the Woman』

あらすじ

外では裏金をもらい、検察庁では出世のために上司にこびる不正検事ヨンジュ(イ・ハニ)と、ヨンジュと同じ顔だがまるで生き方が違う財閥の末娘ミナ(イ・ハニ2役)。ある日、潜伏捜査でギャラリーのオークション会場を訪れたヨンジュは自分とそっくりなミナを目撃する。驚いていたところに犯人が現れ、追跡中謎の車にひかれて意識を失う。目を覚ますとヨンジュは記憶喪失となっており、ミナに間違われる。戸惑うヨンジュだったが、そんな中ミナのかつての婚約者スンウク(イ・サンユン)が帰国。スンウクはミナが別人である事に気づくがグループに潜む陰謀を明かすため協力することに。ヨンジュを襲った男の正体とは?そして消えたミナの行方は?

出典元:https://kntv.jp/program/kn220302/

一夜にして不良検事から財閥家の令嬢に人生がチェンジしてしまった後、財閥家に入った“不良指数100%”検事のダブルライフコミカルドラマ。
スカッと痛快なストーリーに初放送の最高視聴率11.3%を皮切りに驚きの上昇ぶりを見せ、最終回で首都圏視聴率18.5%、全国視聴率17.8%、瞬間最高視聴率は22.7%まで跳ね上がるヒットを記録した一作です。
本作でイ・ハニが、不正検事と財閥一家の嫁、正反対の2役を好演していたため、「最優秀演技賞」ノミネートを予想する声があがっていました。

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Writer Nana