公開日 2025/05/02 17:00
変更日 2025/05/02 17:00
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【旅レポ】最後の舞台は韓国・釜山(プサン)。 地上411mから望む夜景、新感覚の映像体験、椿の絶品ミルクティー、感動のドローンショーまで。釜山旅行で外せないいま人気のスポットを1日で巡ります。これを読めばきっと釜山へ行きたくなるはず! 記事の最後には韓国のローカル旅行に必須のアプリも紹介します。
第2のソウル、韓国・釜山(プサン)。慶州(キョンジュ)からバスで約1時間、KTXを利用すれば30分。東京から直行便で片道約2時間半と近く、「一味違う韓国が楽しめる」と日本人観光客の間で人気急上昇中の都市です。BTSのJIMIN(ジミン)とJUNG KOOK(ジョングク)の出身地でもあることから”BTSの聖地”としても知られています。
釜山の魅力は、美しいビーチ、海鮮グルメ、どこか懐かしさを感じる港町の雰囲気。中でも有名な海岸、海雲台(ヘウンデ)では毎年釜山国際映画祭(BIFF)の野外イベントが開催され、多くの芸能人や映画ファンで賑わいます。
今回、筆者は海雲台からほど近いホテル「新羅ステイ海雲台」に宿泊。グルメもショッピングも徒歩圏内で楽しめました。夜遅くまでやっているお店も多いので、観光の際は海雲台近くのホテルに宿泊するのがおすすめです!
住所:46 Haeun-daero 570beon-gil, Haeundae-gu, Busan, 韓国 (Googleマップ)
アクセス:釜山駅からバスで約40分
「釜山駅(KTX)」→「海雲台都市鉄道駅」下車
新羅ステイ海雲台公式ホームページ (日本語あり)
まず訪れたのは、釜山・海雲台から車で30~40分ほどの影島(ヨンド)にある「ARTE MUSEUM BUSAN」。島と言っても橋で繋がっているのでタクシーやレンタカー、バスで向かうことができます。
倉庫を改装して作られた映像ミュージアム。1700坪の広大な展示空間を誇り、音楽と映像のコラボレーションで人々を迎えます。各ブースではテーマに沿った香りも漂い、経験したことのない不思議な世界観が斬新です!
中でもクライマックスに登場する”オルセー美術館編”は必見。実際にオルセー美術館の関係者が監修したという精度の高い映像作品に、まるで自身も美術館に居るような気分に。
東京の「Team Lab」を彷彿とさせる、美しき現代技術に感動しました…!
施設自体とても広いのですが、足元が暗く滑ります。荷物が多い場合は入口に設置されている無料ロッカーを利用してくださいね。
住所:29 Haeyang-ro 247beon-gil, Yeongdo-gu, Busan, 韓国 (Googleマップ)
営業時間:10時~21時
入場料:大人 平日:22,000ウォン/週末:25,000ウォン
ARTE MUSEUM BUSAN公式ホームページ (日本語あり)
アクセス:釜山駅からバスで約40分
「釜山駅(KTX)」→「ARTE MUSEUM」にて下車。
影島にあるオーシャンビューカフェ「P.ARK」は、約500坪もの広さを誇る超巨大カフェ! 平日の午後にも関わらずたくさんの人で賑わっていました。このカフェを目的にわざわざ遠方から訪れる韓国人も多いそう。外を眺めれば寄港している船やヨット、その奥には海が見え最高のオーシャンビューを楽しめます。
カフェの看板メニューは椿の花のミルクティー(12,000ウォン)。
少々値段が高めに感じますが、コップ2杯分ほどの大容量なので2人で分けても◎。これがまた絶品! マイルドな紅茶の味わいに椿の香りがスッと抜けて感動的な美味しさでした。
ケーキ、パンも種類が豊富! 見ているだけでも幸せになれるビジュアルです。
天気の良い日はテイクアウトをして屋外デッキでゆったりするのもGOOD! 写真映えも間違いなしです。「ARTE MUSEUM BUSAN」の向かいの建物の4階に入っているので、あわせて訪れてみてはいかがでしょうか。
住所:180 Haeyang-ro 195beon-gil, Yeongdo-gu, Busan, 韓国(Googleマップ)
営業時間:10時~23時
アクセス:先に紹介した「ARTE MUSEUM BUSAN」と同様。(釜山駅からバスで約40分
「釜山駅(KTX)」→「ARTE MUSEUM」にて下車)
2020年にオープンした、韓国内で2番目の高さを誇る「海雲台エルシティーランドマークタワー」の100階にある展望台。地上411mから眺める夜景は360度のパノラマ! 釜山の美しい海岸線、都市景観を堪能できます。
まずはエレベーターで100階へ直行。降りた瞬間、輝く夜景に息を呑みます。足元の一部には透明強化ガラスが使われており、ハラハラ体験もできちゃいます(笑)。高所恐怖症の方はご注意を。
ここで是非訪れて頂きたいのが、世界で最も高い場所にあるスターバックスコーヒー!
絶景を見下ろしながら飲むコーヒーは格別。贅沢なカフェタイムを過ごせます。
写真では伝えきれない感動を、是非あなたも…!
住所:30 Dalmaji-gil, Haeundae-gu, Busan, 韓国 (Googleマップ)
営業時間:10時~21時
入場料:大人27,000ウォン(平日・土日祝同料金)
アクセス:釜山駅からバスで約1時間10分。海雲台の海岸沿いにあります。
「釜山駅(KTX)」→「ミポ/ムンテンロード入口」下車。
観光コースのラストは今SNSで超話題のドローンショーを鑑賞! 釜山の海雲台では3月~12月の期間、毎週土曜の20時と22時の2回、約15分ほどのドローンショーが行われています。
海雲台から見るドローンショーも十分素敵ですが、せっかくなので「THE BAY 101」が運航しているヨットに乗船。今度は海から夜景を眺めます。
いかがでしょう…! この絶景。釜山が誇る広安(クァンアン)大橋。「ようこそ釜山! 」の文字も。
そしていよいよドローンショーの開始。
蝶やお花、キャラクターなど様々な形を織り成します。ショーのクライマックスには、山火事被害者へ哀悼の意を伝える文字が浮かび上がりました。
日本ではなかなかお目にかかれない大迫力のドローンショー! 感動的でした。筆者が訪れた3月はまだ肌寒かったので、ヨット乗船は春や秋がベストです。
住所:52 Dongbaek-ro, Haeundae-gu, Busan, 韓国 (Googleマップ)
営業時間:9時~22時
料金:1人30,000ウォン(現在期間限定で半額の15,000ウォン/平日・土日祝同料金)
アクセス:釜山駅からバスで約1時間
「釜山駅(KTX)」→「ウンチョン」で下車、徒歩7分で到着。
先ほどの夕飯「ケミチプ」からタクシーを使えば5分ほど。
最後は、今回のローカル旅で助けられた3つの必須アプリを紹介。旅行前に準備をして旅を思いっきり楽しみましょう!
日本では「Googleマップ」が主流ですよね。しかし、韓国ではこの「NAVERマップ」が主流。「Googleマップ」も使えないことはないのですが、地図や道のりの詳細が表示されないことがあるので、必ずダウンロードしておきましょう。使い方は「Googleマップ」とほぼ同じ。行きたい場所を打ち込めば住所や電話番号、目的地までの所要時間、乗換案内など全て表示してくれます。日本語に切り替えて使えるので、韓国語がわからなくてもOKです。
2つ目はいつどこでもタクシーを呼べるアプリ。韓国内では「カカオタクシー」が主流ですが、日本のクレジットカードが登録できないというデメリットが。目的地入力に限っては日本語も不対応。
そこでおすすめなのが「Uber(ウーバー)タクシー」。日本語で操作でき、さらに日本のクレジットカードも登録ができるので、タクシー内で決済の手間が省けます。日本で登録しておけば、そのまま韓国で使えるので便利です。
最後は、翻訳アプリです。「Papago」は韓国のNAVERが提供しており、その精度の高さは数々の旅人たちのお墨付き! 音声を吹き込めばすぐに韓国語へ翻訳。画像翻訳もしてくれるので、メニューが読めない時にも役立ちます。
ソウル旅行と違い、ローカル旅(特に慶州)では日本語がほぼ通じません。このアプリさえあればスムーズな会話も可能ですし、メニューの選択を間違えてしまうリスクも軽減することができます。
上記の3つさえあれば大丈夫! ではあるのですが、これらを使うにはネット環境が必要です。以前はWi-Fiをレンタルし持ち運んでいた筆者ですが、今回初めてeSIMを利用(3日間で1,500円という格安※販売サイトによる)。これがまた最高に快適でした! 国内で事前に設定しておけば、SIMを入れ替えたりする手間もなく、現地でそのまま使えます。
携帯のプランによっては海外でそのまま使用できる場合もあるので、確認の上、eSIMの利用も検討してみてください。
3回に渡りお届けした慶州と釜山を巡る【旅レポ】いかがでしたか? 「もうソウルは何度も行った」「一味違うグルメを楽しみたい」「地方のロケ地へ行ってみたい」そんな方へおすすめのスポットを紹介しました。
ローカルの魅力が詰まった2日間の盛りだくさんツアー。筆者自身「また行きたい! 」と思える満足度の高い旅でした。次回の韓国旅行は是非慶州、そして釜山を訪れてみませんか? きっとこれまでにない、新たな感動を味わえるはずです!
最後までご覧いただきありがとうございました!
※本記事の情報は、2025年4月時点のものです。
気づけば毎年100本越えの韓国ドラマ&映画を視聴しているライター。 韓国語能力検定試験6級。 チャウヌ(ASTRO)、キム・ナムジュ、ティファニー(少女時代)個別インタビュー チ・チャンウク、パク・シネのファンミーティング取材 WEBマーケターをしながら、韓国ドラマや商品の魅力を広く発信しています。 チェックリストの選定に役立つ情報や、最新トレンドをお届けします。