公開日 2023/11/30 20:00
変更日 2024/08/29 17:55
SEOUL, SOUTH KOREA - JULY 27: Chanel brand ambassador, actor Park Seo-Jun is seen at the 'Tweed de Chanel' high jewelry event on July 27, 2023 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
「ドラマを見る目が厳しい」と言われる韓国視聴者が、「韓ドラ史上最も質が高い」と絶賛する名作とは? 本記事では、韓国のWカップランキングサイトで韓国視聴者が実際に投票したランキングをもとに、名作がザクザク誕生した2015〜20年の“黄金期”に誕生した「名作韓国ドラマ」ランキングTOP10をご紹介します!
頭は切れるが冷徹な検察官と、破天荒な女性刑事。正反対の2人が追うのは、ある殺人事件の真相。だが彼らの前に、組織内部に横行する深刻な不正が立ちはだかる。
序盤で諦めてしまった…という人がいたら、もう一度チャレンジをおすすめしたいのが本作。「百想芸術大賞」では、最優秀男優演技賞にチョ・スンウ、脚本賞に脚本家イ・スヨン、そして大賞と三冠に輝いた“歴代最高のサスペンスドラマ”とも呼び声高い名作ドラマ『秘密の森』です。
回を重ねるごとにまるで深い森を彷徨うかのように謎が謎を呼び、最後まで手に汗握るハラハラドキドキ驚きの展開、そして完璧すぎる伏線回収に、最終話後思わずスタンディングオベーションしたくなってしまう完成度なんです(笑)
特にシーズン1は、「21世紀の韓ドラ史上最も質の高いドラマ」「歴代最も完成度が高い脚本」と、今なお語り継がれる名作です。
1988年、韓国で初めてオリンピックが開催されるこの年は、国中がお祭り気分で活気に溢れていた。学校の成績は999番、勉強よりもオシャレに興味津々の高校2年生ドクソン(ヘリ)は、両親と姉、弟の5人家族。姉ボラ(リュ・ヘヨン)とは犬猿の仲でささいなことですぐに取っ組み合いになるものの、勝つのはいつも、ボラだった。
兄弟のように育った近所に住む幼なじみは、サッカー好きのジョンファン(リュ・ジュンヨル)、優等生のソヌ(コ・ギョンピョ)、そして天才囲碁棋士のテク(パク・ボゴム)。ある日、ドクソンは友人から「ソヌはいつもドクソンのことを見ている」と言われ、急にソヌのことを意識し始める。
だがソヌが想いを寄せていたのは、ドクソンの姉ボラだった。それを知ったドクソンは一気に失恋。そんなドクソンの姿を見ていたジョンファンは、なぜかドクソンのことが気になっていた。さらにテクも、ドクソンのことが好きだと男性陣の前で宣言!そうとは知らずドクソンは、テクの食事の世話をするため囲碁の中国遠征に同行することに…。
ヒロインの現在の夫の存在が序盤でにおわされ、時代を遡ってヒロインの“夫探し”をするというストーリー構成で、大旋風を巻き起こした『応答せよ』シリーズ。
特に第三弾である本作は、他のシリーズに比べて家族愛や友情が色濃く描かれたヒューマンドラマ要素が強く、心がじわ〜っと暖かくなります。韓国でも熱狂的ファンが多く、名作の声が非常に多い作品で、2020年韓国のNetflix視聴ランキングでも7位にランクインするなど愛され続けるロングヒット作品です(FlixPatrol調べ)。果たしてヒロインと結ばれたのは誰なのか? 恋のバトルと四角関係の行方は最後まで見逃せません!
建設会社で働くドンフン(イ・ソンギュン)に、ある日、差出人不明の5000万ウォンの商品券が届く。直前に、母から「無職の長男のために、家を売って食堂をやらせたい」と相談されたドンフンは、それを受け取ってしまう。
翌日、ドンフンは匿名の告発を受けた監査部から調査を受けることに。しかし、商品券は彼の机からこつ然と消えており、ドンフンは答えに窮する。すると、突如商品券がビルのゴミ置き場から見つかる。ドンフンは「5000万の商品券を捨てた男」として社内で英雄扱いされることに。
商品券を捨てたのは契約社員のイ・ジアン(IU/アイユー)だと知ったドンフンは、自分が捨てたことにしてほしいと彼女に頼む。すると、ジアンから交換条件として1ヶ月間食事をおごってほしいと言われてしまう。
実は、ジアンはドンフンの妻ユニ(イ・ジア)と不倫関係にある社長ト・ジュニョン(キム・ヨンミン)からお金をもらうため、ドンフンを陥れようとしていた。そうとは知らないドンフンは、ジアンに関わるうちに彼女が多額の借金を抱えていることや、孤独な人生を歩んできたことを知り、少しずつジアンを助けるようになる。そんなドンフンの優しさに触れるたびに、ジアンの心は少しずつ揺らぎはじめ…。
『まぶしくてー私たちの時間ー』と共に、韓国現地のドラマファンの中で近年圧倒的に“人生ドラマ”“名作ドラマ”として必ず名前が上がるのが、「思い出すだけで胸を熱くする名作」との声もあるレジェンド名作『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん』。 暗い雰囲気の中で話が展開する中、そこで腐らず懸命に突き進む主役2人の幸せを願わずにはいられず、「ファイティン!」の一言にじんわり暖かい涙が流れる…大変な今を生きる全ての人におすすめしたい宝物のような一作です。
韓国でも回を重ねるごとに視聴率を伸ばし、「百想芸術大賞」では並み居る強豪を抑え、作品賞、脚本賞をW受賞した本作。「こんな完璧なエンディング全世界でも1位だ」「なぜ見れば見るほどハマっていくのか。内容も結末もすべて知っているのに…」など、韓国視聴者が何度も観ているレジェンド名作です。