公開日 2025/05/05 12:00
変更日 2025/05/05 12:00
SEOUL, SOUTH KOREA - MARCH 27: Actor Jung Hae-In, jewelry detail, poses for a photocall for the BVLGARI "Serpenti Infinito" exhibition at Futura Seoul on March 27, 2025 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
韓国のゴールデングローブ賞と呼ばれる<百想芸術大賞>。毎年誕生する多くの韓国ドラマの中で、チャンネル問わず、芸術的に高評価された作品が選ばれるので、受賞作にハズレなし! 本記事では、《韓国ドラマ》Netflixで観られる! 近年百想芸術大賞で受賞した名作8選をご紹介します!
兵役義務により入隊した青年が、軍の脱走兵を追跡する部隊に配属されることに。任務にあたるなかで、脱走した兵士たちがそれぞれ抱える過酷な現実が見えてくる。
陸軍憲兵隊の軍務離脱逮捕組「D.P.(Deserter Pursuit)」という斬新な素材で、累積再生回数が約1000万回を超えたキム・ボトン作家のウェブ漫画が原作のNetflixのオリジナルシリーズ。今まで触れられなかった韓国の軍隊問題を最も赤裸々に、かつドラマチックに描き、2022年<百想芸術大賞>では「作品賞」をはじめ3冠に輝きました。
軍隊の不条理と傍観する社会へのメッセージを投げかけただけでなく、脱走兵を追う過程でのサスペンスや、予想外の展開がエンタメとしても高い没入度を誇り、「歴代級の名作」、「歴代最高のNetflixオリジナル作品」と高い評価を得ました。
D.P. −脱走兵追跡官−|K-boardでユーザーレビューを読む
D.P. −脱走兵追跡官−: シーズン2|K-boardでユーザーレビューを読む
D.P. -脱走兵追跡官- | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
未解決事件と類似した殺人事件が片田舎の町で発生。パートナーを組む2人の警察官は、互いの胸に大きな秘密を抱えながら、事件の真相を追い始める。
韓国でレジェンドと謳われる「『秘密の森』に匹敵する完成度」と絶賛を受け、2021年<百想芸術大賞>では、「作品賞」、「最優秀演技賞(シン・ハギュン)「脚本賞」と3冠に輝いた名作サスペンス『怪物』。
シン・ハギュン、ヨ・ジングをはじめとする全俳優陣が凄まじい“怪物演技”を全身全霊で体現してくるため、“登場人物全員が怪しく見えてくる”サスペンスオタにはたまらない展開に! そのうえ犯人が判明してからも、また想像の斜め上を行く展開が続くのでラストまで目が離せません!
ミステリーの緊張感を最後の瞬間まで楽しめる珠玉のサスペンスでありながら、メッセージ性もあるストーリーで、「最初から最後まで完璧なドラマ」 「毎回鳥肌立ってた」と、韓国視聴者の中で絶賛されている一作です。
女手ひとつで息子を育てるドンベク(コン・ヒョジン)に突然訪れた、新たな恋の予感。シングルマザーへの偏見と差別に負けることなく、幸せをつかむことはできるのか。
2020年の<百想芸術大賞>では、「大賞」をはじめ、「最優秀演技賞(カン・ハヌル)」、「助演賞(オ・ジョンセ)」、「脚本賞」の4冠に輝き、近年の名作といえば韓国で必ず名前が挙げられる『椿の花咲く頃』。
中盤あたりからますます深くなっていくミステリー要素にハラハラさせられる一方で、後半一気に伏線が回収されて明らかになる、それぞれの深い人間ドラマに涙が止まりません。しかも極上ヒューマンなのに、サスペンスもラストのラストまでハラハラさせてくれる本格派なのもスゴイ!
サスペンス・恋愛・ヒューマンと、様々なジャンルが混ざりながらも、決して本質は失わず、温かなメッセージを伝えたストーリーは、「全てのドラマの見本となるべき完璧なストーリー」「最後まで穴が1つもなかった」と、絶賛を受けました。胸を打つ名台詞、斬新かつ秀逸な脚本が絶賛を受け、韓国の視聴者の中で「レジェンドドラマ」と謳われる一作です。
椿の花咲く頃 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
万年最下位のプロ野球チーム“ドリームズ”は、またしても最下位でシーズンを終える。そんな中、責任を取って辞任したゼネラルマネージャーの代わりに新たに就任したのは、野球未経験で知識もない異色の経歴を持つペク・スンス(ナムグン・ミン)だった。
早速チームの改革に乗り出したスンスは、スター選手をトレードに出すと言いだす。それを聞いた運営チーム長のイ・セヨン(パク・ウンビン)をはじめフロントスタッフは猛反発するが、チームの強化に成果を見せるスンスを次第に信頼しはじめる。しかし、新たなる問題が発生。親会社の常務クォン・ギョンミン(オ・ジョンセ)は、赤字続きのチームを解散させようと企んでいて…
大激戦と言われた2020年<百想芸術大賞>では、『愛の不時着』など並み居る競合を抑え、「作品賞」を受賞した名作『ストーブリーグ』。
本作は、野球のGM、運営チーム、分析チームなど、優勝のため奔走する落ちこぼれ野球球団の裏方スタッフの奮闘を描いたヒューマンドラマ。前半はやや分かりにくいところがあるかもしれませんが、数々の名台詞と余韻の残るエンディングで、「ロマンス天国、韓国では観られないドラマ」「人生観を揺るがした人生ドラマ」と、多くの韓国人の心を動かしました。
野球ドラマと侮るなかれ、ナムグン・ミン演じるスンス団長の大胆な改革は、働く人ならきっと共感すること間違いなし!
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