韓国ドラマ『イ・サン』（水・木アジアドラマ）MBC演技大賞最優秀演技賞を受賞したイ・ソジン主演の韓国時代劇の金字塔！　BS12 トゥエルビで放送スタート！

ドラマの見どころ

『イ・サン』の見どころを解説します。

イ・サンが“理想の君主”へと成長していく物語

物語は、サンの父・サド世子が謀反の濡れ衣を着せられ、英祖（ヨンジョ）の命により、水も与えられぬまま米びつに閉じ込められて命を落とした「米びつ事件」から始まります。サンは、陰謀渦巻く朝廷で命を狙われ、孤独と恐怖を抱えながらも、「民のための王になる」という強い信念を貫きます。少年期の無邪気さ、若き世子としての葛藤、そして王としての覚悟へと変化する姿は圧巻です。陰謀に立ち向かう政治力、仲間を信じる心、そしてソンヨンへの深い愛情。そのすべてが重なり、サンが“理想の君主”へと成長していく過程が見どころです。

サンを支え続けたヒロイン、ソン・ソンヨンの魅力

ハン・ジミン演じるソン・ソンヨンは、芯の強さと卓越した才能を武器に、図画署で初の女性画員となった人物です。幼い頃からサンと共に育ち、身分の差を超えて互いの孤独や痛みを理解しあえる、まさに唯一無二の存在でもあります。サンが権力争いに翻弄され、命を狙われる緊迫した環境にあっても、ソンヨンは決して彼を疑わず、どんなときも静かに寄り添って支え続けます。その揺るぎない信頼と優しさこそが、サンにとって大きな心の支えとなるのです。長い年月を積み重ねて育まれるサンとソンヨンの純度の高いロマンスは、視聴者の心に深く残るでしょう。

巨匠イ・ビョンフン監督が紡ぐ壮大な大河ドラマ

『宮廷女官チャングムの誓い』『オクニョ 運命の女（ひと）』『トンイ』などで知られる韓国時代劇の巨匠、イ・ビョンフン監督が描く王道ヒューマン史劇と、民のための改革に挑んだサンの成長譚が、本作の大きな柱となっています。さらに、パク・テスやホン・グギョン（演：ハン・サンジン）ら側近との絆と対立、政策が形になっていく過程まで丁寧に描写されています。理想と現実の間で揺れるサンと政治家たちの葛藤は、現代にも通じる普遍性を帯びています。こうした奥深い人間描写と、政治のリアリティが融合している点こそ、本作の最大の魅力といえるでしょう。

中国ドラマ「イ・サン」 BS12 トゥエルビ

BS12 トゥエルビで放送！ 韓国ドラマ『イ・サン』（水・木アジアドラマ）放送情報

韓国ドラマ 『イ・サン』は、BS12 トゥエルビにて12月25日（木）夕方4時スタート。以降の放送は、水、木曜夕方4時～2話連続（全77話）放送です。

政治ドラマとしての緊張感と、王と女官の切ないロマンスが見事に融合した本作は、時代劇ファンならずとも心を揺さぶられる名作です。

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