COLUMN コラム

【見逃し厳禁!】低視聴率なのに高評価?知られざる隠れた名作韓国ドラマ7選

公開日 2023/05/12 20:30

変更日 2024/08/21 17:17

#

世界で爆発的な人気を得ている韓国ドラマ。しかし! 年間100を超える作品が制作される韓国で、視聴率が低いと話題性に欠け、注目を浴びていない名作も多数存在します。そこで本記事では、最高視聴率が7%以下ながら、口コミで高評価を受けている7作品を紹介。ドラマ好きなら見逃せない作品ばかりです!

「真っ白な雪に包まれたある朝、学級委員長のコ・ソヨン(キム・ヒョンス)は、クラスメイトのイ・ソウ(ソ・ヨンジュ)が学校の花壇で亡くなっているのを発見する。自殺とされたソウの死に疑問を持ち、ソウの友人のハン・ジフン(チャン・ドンユン)とともに真相を追求することになる。そんな中、ソウを殺害した犯人を告発する匿名の手紙が届く。

本作は、作家宮部みゆきの作品を原作とし、学校内で起こるさまざまな事件を通じて青春期に抱える悩みや葛藤、社会問題に深く触れるミステリーサスペンス。校内裁判という斬新な題材の中で、事件の真相が明らかになる様子や、生徒たちが自ら問題を解決しようとする様子が描かれ、「自主性を描いた作品」として反響を呼びました。

主演のキム・ヒョンスは映画『トガニ』で一躍名を広め、『ペントハウス』で女優としての地位を固めた実力派。相手役のチャン・ドンユンも同作の後に出演した『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』で爆発的な人気を得て、最新作『オアシス』でもその高い演技力が賞賛されている俳優。ほかにも『青春ブロッサム』のソ・ジフン、『国民死刑投票』のソ・ヨンジュなど、いま大人気の若手俳優たちがこぞって出演し、熱演を繰り広げている点も見どころです。

緻密に練り上げられたストーリー、若手俳優たちの高い演技力、ハラドキの展開が話題となり、視聴率は最高で1.7%と低調ながら口コミは高評。全16話のシリーズは、若い世代の視聴者層に深い印象を残す青春ドラマとして人気の一作です。

② 『それでも僕らは走り続ける』(2020年)

元オリンピック選手であるキ・ソンギョム(イム・シワン)と、字幕翻訳者であるオ・ミジュ(シン・セギョン)が出会い、それぞれが抱える悩みや過去、自己の在り方に向き合い、成長していく様子を描くラブロマンス。

2020年tvNにて放送、現在はNetflixで独占配信中の本作。スポーツ、家族、友情、恋愛といった要素が絶妙に織り込まれ、登場人物たちの心情の変化は自然と感情移入を誘います。最高視聴率は3.8%と低めながら、感情をぶつけ合う場面、苦難に直面した時の支え合いは感動的で、ホロっと来るシーンも多数。

イム・シワンの鍛え抜かれた肉体が披露されるランニングシーンは、超絶セクシーで胸キュン必至! 加えてヒロインの職業が翻訳家で、普段私たちがあまり目にすることのない違った視点から見つめる映画作品も発見の連続で、ハマる人はズボッとハマってしまう魅力あふれる作品です。

③ 『十八の瞬間』(2019年)

大人のようでまだまだ未熟な18歳。どこか切なく力強い、若者たちの葛藤、友情、恋愛模様を描いた青春物語『十八の瞬間』。

主演を務めるのは『力の強い女カン・ナムスン』への出演が話題のオン・ソンウ。相手役は『僕たちの復讐ノート』のキム・ヒャンギが務め、ピュアで危なっかしい高校生役を熱演しています。

韓国で爆発的な人気を得たアイドルグループWanna Oneの元メインメンバー(オン・ソンウ)が主演を飾るとあり、その高い話題性から初回の視聴率は3.0%を記録。なかなか視聴率を伸ばしにくいジャンルの作品ながら、最後まで一貫性のある脚本で視聴者の共感を誘い、最終回で最高視聴率3.9%を記録しました。

5%を超えればよしとされる中で、同作は決してヒットとは言えませんが、誰もが一度は青春時代に経験したことのある題材がリアルに描かれ「学生の悩みが詰め込まれている」「切なさがたまらない」など、口コミ評価も高く、日本の大手口コミサイトでも★4.1の高評価を獲得しています。

本国でも実際に社会問題となっている親の重圧、いじめ、受験戦争を織り交ぜ、超えられない壁にぶつかった若者たちの感情を繊細に深く描き、気づかぬうちに彼らの涙に深く没入してしまいます。

10代20代はもちろん、子どもを持つ30~50代の視聴者からも支持を受け、隠れた名作として挙げられることもしばしば。

どの世代にも響くストーリー展開で青春を過ごす全ての人たちに、勇気と希望を与えてくれる青春ドラマを代表する傑作です。

俳優 女優 百想芸術大賞 視聴率 韓国ドラマ 韓国映画 韓流

この記事を気に入ったらシェア!

この記事について報告する

  • 韓国大好き連載コーナー
  • vote
  • 中国ドラマ特集
  • K-POPニュース

WRITER INFOライター情報

ERRY

気づけば毎年100本越えの韓国ドラマ&映画を視聴しているライター。 韓国語能力検定試験6級。 チャウヌ(ASTRO)、キム・ナムジュ、ティファニー(少女時代)個別インタビュー チ・チャンウク、パク・シネのファンミーティング取材 WEBマーケターをしながら、韓国ドラマや商品の魅力を広く発信しています。 チェックリストの選定に役立つ情報や、最新トレンドをお届けします。