【見逃し厳禁！】低視聴率なのに高評価？知られざる隠れた名作韓国ドラマ7選

⑥　『ライフ・オン・マーズ』（2018年）

2018年、連続殺人の容疑者を追うなかで事故に遭った刑事・テジュ。目を覚ますと1988年の世界にいた彼は、西部警察署の班長として赴任することに。強力班係長のドンチョルたちと共に事件を解決しながら、テジュは2018年に戻ろうとするが…。

出典元：https://video.unext.jp/title/SID0046401

現代を生きる刑事が過去へタイムスリップし、科学捜査の存在しない1980年代の韓国で事件を解決する超スリリングなサスペンスストーリー！ 主人公である刑事ハン・テジュ（チョン・ギョンホ）が遭遇するさまざまな事件や状況は、現代とは異なる時代背景、社会情勢がリアルに反映され、時代を超えた人間ドラマが展開されます。

当時の文化・音楽・ファッションなど、懐かしさを感じる要素がふんだんで、世代を超え視聴者を惹き付けるポイントが多数。『イルタ・スキャンダル -恋は特訓コースで-』のチョン・ギョンホ、『国民死刑投票』のパク・ソンウンなど、安定した演技に定評のある実力派が体現するキャラクターの複雑な心情もグッと没入を誘います。

変化する刑事の観念や価値観から、主人公と共に成長するような感覚を覚える本作。放送当時、共感度の高さ、ファンタジーとの融合が「秀逸すぎる！」と話題を呼んだものの最高視聴率は5.9％とまずまず。視聴率は振るわなかったものの、ち密なストーリー展開やキャストの熱演、時代背景のリアルな描写は素晴らしく、韓ドラ好きだけでなく、SFやタイムトラベルもの好きな方へもおすすめしたい作品です。

⑦　『五月の青春』（2021年）

2021年、光州で身元不明の遺骨が見つかる。その41年前の1980年、民主化運動の熱を帯びた時代。ソウルからある事情を抱え、光州に帰ってきた医大生のファン・ヒテは、看護師のキム・ミョンヒと出会う。それは、5月に訪れた春のような恋だった…。

出典元：https://video.unext.jp/title/SID0079455

強い余韻と感動を与える名作『五月の青春』。舞台は1980年5月、光州民主化運動で国内が混乱と不安に包まれる中、若き医師と献身的な看護師が出会い、恋をし、成長していくレトロロマンスストーリーです。

本作でグッと知名度を上げた『智異山＜チリサン＞～君へのシグナル』のコ・ミンシと、演技派として一躍ライジングスターに名を連ねた『ザ・グローリー ～輝かしき復讐～』のイ・ドヒョン。この二人が織り成すフレッシュで情熱あふれる熱演は同作一番の見どころ。「どうか幸せになってほしい…」と願う視聴者の思いとは裏腹に、悲痛な運命に巻き込まれてしまうさまは深い悲しみに包まれ、後半は涙なくしては観られないほど号泣してしまいます…！

時代の波に翻弄されながらも自身の信じる道を進む2人の姿は、韓国が抱える歴史的な問題を背負った人々へのオマージュでもあります。深いテーマを扱いながらも、観る者を心から感動させるストーリー展開、演出は見事。

最高視聴率は5.7％とまずまずながら、口コミで爆発的な人気を得ている本作。恋と友情、切ない時代背景が交錯する、まさに感動の一作です。

参考

本記事は上記サイトの全国世帯基準の最高視聴率を参考にしています。

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