公開日 2023/06/13 20:30
変更日 2024/08/21 17:47
HONG KONG, CHINA - MARCH 12: South Korean actor Ji Chang-wook attends the 16th Asian Film Awards on March 12, 2023 in Hong Kong, China. (Photo by Anthony Kwan/Getty Images)
雨粒が静かに窓ガラスをたたく梅雨の季節。ジメジメして気持ちもダウンしがちですが、こんな季節だからこそ観たい、雨が印象的な韓国ドラマを6作紹介します。深く純粋な恋、運命の出会いが織りなすロマンスは「雨も悪くないな…」そう思わせてくれるはず。雨音をBGMに、韓国ドラマの魅力にどっぷり浸ってみませんか?
高校時代に撮影したドキュメンタリーが人気を集めたことで、10年ぶりにカメラの前に立った元恋人同士の2人。もう二度と会いたくないと思っていたのに…。
撮影をきっかけに再会した2人が再び恋に落ちる青春ラブストーリー『その年、私たちは』。映画『The Witch 魔女』で大注目を浴びた大型新人女優キム・ダミと、『ソジン家』でのラブリーな振る舞いが話題のチェ・ウシク、実力派の2人が淡いロマンスを描き出します。
なんといっても2人の恋の駆け引きが最高にエモい!ささいな一言にキュンとできるのが本作の魅力で、同級生、元カレカノジョという気まずい関係を一気に変えたのが8話の雨のシーン。雨宿りしていたヨンス(キム・ダミ)が「通り過ぎる?それともここにいる?」とウン(チェ・ウシク)に真剣な眼差して問いかけ、乾いた心を潤すかのように長くアツいキスを交わします。実は学生時代にキスをしたのも雨の日で、まさにデジャブを感じさせる絶好のシチュエーション!加えて抜け感のあるウンが雨によってよりセクシーに見え、ドキドキ感を増幅させますよ♡
「青くなくても大丈夫!」今、青春を始めたばかりの若者たち。そして美しいばかりではない、あの時代の思い出。成長の痛みを抱える様子を描いた、四季の光で満ちた若者たちの物語。春、夏、秋、冬…「四季」の色彩で描かれた、切実な若者たちの青春ストーリー
過去と現在を生きる4人若者の青春を描いた、人気ウェブ漫画原作のヒットドラマ『青春ブロッサム』。
『浪漫ドクターキム・サブ』で活躍中のソ・ジュヨン、『おかえり』『ソロモンの偽証』のソ・ジフン、『マンガな彼氏』キム・ミンギュ、元・IZ*ONEカン・ヘウォンとフレッシュな面々が切なくアツい青春を熱演します。
胸キュンはもちろん、後悔、葛藤、笑い、涙、感動と様々な感情が交錯し、深い余韻を残す秀逸なストーリーが魅力の同作。
中でも印象的なのは9・10話のハミン(ソ・ジフン)×ソマン(ソ・ジュヨン)の初キスシーン。親の圧力に苦しむハミンが雨を見て「早く夏が終わればいいのに…」と暗い表情で話します。するとソマンはハミンの手を引き雨の中へ。ずぶ濡れになりはしゃぎ、ハミンにとって“あり得ない”ことを笑顔で楽しむソマン。そんな姿に気持ちが大きく動いたハミンはソマンにキスをし、一瞬の開放感とドキドキが心を満たす感動的なシーンです。
ソマンが思うように、私たちも正直雨に濡れるのは御免ですよね。このドラマは彼らの成長を通して心の奥底に沈んでいるマイナスな気持ちを開放してくれるポイントがたくさんあります。本シーンも、自由に雨の中を駆け回る姿に想いを重ね、嫌だった雨が美しく感じられるはず。作品全体には切なさが漂い、涙誘うシーンも多いためちょっぴり憂鬱でセンチメンタルな気分に浸りたいときにおすすめの一作です。
気づけば毎年100本越えの韓国ドラマ&映画を視聴しているライター。 韓国語能力検定試験6級。 チャウヌ(ASTRO)、キム・ナムジュ、ティファニー(少女時代)個別インタビュー チ・チャンウク、パク・シネのファンミーティング取材 WEBマーケターをしながら、韓国ドラマや商品の魅力を広く発信しています。 チェックリストの選定に役立つ情報や、最新トレンドをお届けします。