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期待され過ぎ…?第一話が最高視聴率だった近年の韓国ドラマ5選

公開日 2024/02/01 20:00

変更日 2024/09/04 17:50

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韓国ドラマの人気を左右する作品の完成度。いくら人気で実力のある俳優が主演を務めても、脚本や演出が秀逸でないとなかなかヒットとはなりません。そこで本記事では、前評判ではヒットが期待されていたにも関わらず、第一話が最高視聴率で放送を終了した近年の韓国ドラマ5作品を紹介。意外な結果を早速チェック!

遠い昔、愛しあうソリとヒョンは命を落とし、ヒョンは死神・コクドゥにされてしまう。そして現代、女医・ケジョルはエリート医師・ジヌに雇われ彼に好意を抱くが、ジヌはケジョルの目の前で亡くなってしまう。すると、その体にコクドゥが乗り移り…。

出典元:https://video.unext.jp/title/SID0087705

『愛の不時着』『哲仁王后(チョルインワンフ)~俺がクイーン!?~』と、立て続けに話題作へ出演し知名度を上げたキム・ジョンヒョン。女優ソ・ジヘとのスキャンダル以降活動のなかった彼が、『コクドゥの季節』で約3年ぶりのドラマカムバックとあり、放送前から注目を集めていました。

相手役に“国宝級純粋女性”の異名を持つイム・スヒョン、恋のライバル役に元SISTARのダソム、死神役に名バイプレイヤーのチャ・チョンファが出演。

豪華な顔ぶれも話題となり、初回視聴率は4.8%を記録。“死神と特殊能力を持つ人間が恋に落ちるファンタジー”という題材は興味をそそるものでしたが、王道的展開を見せる物語に「差別化が足りない」と、2話で視聴率は2.2%へと急落。最終話直前の15話で1.3%、最終話では1.6%と、苦い結果となりました。

日本の大手口コミサイト「filmarks(フィルマークス)」も★3.3と低評価ではあるものの、筆者としては、キャストの豪華さ、俳優陣の演技は◎!安定感を感じました。キム・ジョンヒョンのカリスマ、チャ・チョンファ&キム・イングォンの死神コンビが魅せるコメディー演技も爆笑必至で、一見の価値ありです。

数字だけ見ると後回しにしてしまうかもしれませんが、王道をいく、かつてよく観ていた“ザ・恋愛韓国ドラマ”好きの方は懐かしさを感じながら視聴できる作品です。

『シークレット・ファミリー』

いつも仕事で家族行事に遅刻する夫クォン・ドフンとベテラン主婦のカン・ユラは家族と幸せに暮らしている。しかしチョ・テグとオ・チョンリョンが平凡な日常を脅かす。家族を守るため、夫婦は力を合わせる。

出典元:https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/family-the-unbreakable-bond/1kAROnHSImfm?irclickid=VkHSE3TI%3AxyPRBuQnQW7nUFiUkHzCZy9fR%3Azy00&irgwc=1&cid=DSS-Affiliate-Impact-Content-tsumikiinc-1172972&tgclid=00010049-9512-4875-9500-224165b1e4a3&dclid=CjkKEQiAh8OtBhCm0rqR_-yEpY0BEiQA8-xi1D6k75ETqWane9t8xk86sg8Ztvu7pQpPeKZSe86pVHnw_wcB

韓国で大絶賛された恋愛ドラマ『運命のように君を愛してる』のチャン・ヒョク×チャン・ナラが約9年ぶりに共演。世の女性のハートを射抜いた伝説のカップルが、同作では夫婦であり家族という設定に、キャスティング段階から高い関心が寄せられました。

チャン・ヒョク演じるドフンはブラック要員であることを隠し生きる優しいパパ。相手役を務めるチャン・ナラはそんな夫の浮気を疑いながらも愛する家族のため奮闘する凛々しいママ、ユラを演じています。

家族団らんのシーンはコメディー要素がたっぷり。体当たりなチャン・ヒョクに笑ったと思えば、急に危機が訪れ今度はシリアスな展開に…!緩急のある物語に、感情が揺さぶられまくります。

中盤以降はサスペンス要素も加わり、その忙しさに「詰め込み過ぎ」という声も。最後まで回収されない伏線、各要素のアンバランスさが没入度を下げ、初回4.9%→最終回では3.2%と、前評判を上回る結果とはなりませんでした。

放送前は「10%越えは固い」とささやかれていた作品なだけに、惜しい数字ではありますが、筆者的にはチャンカップルを観ているだけでだいぶ満足しました(笑) 

小柄なチャン・ナラのアクションもキレがあり、チャン・ヒョクのスナイパー姿は言うまでもなく最高にカッコイイ…!物語の完成度という点では少々物足りませんが、それを上回るキャストの熱演は必見です。

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ERRY

気づけば毎年100本越えの韓国ドラマ&映画を視聴しているライター。 韓国語能力検定試験6級。 チャウヌ(ASTRO)、キム・ナムジュ、ティファニー(少女時代)個別インタビュー チ・チャンウク、パク・シネのファンミーティング取材 WEBマーケターをしながら、韓国ドラマや商品の魅力を広く発信しています。 塩漬け作品はあまりなく、一気観派。 チェックリストの選定に役立つ情報や、最新トレンドをお届けします。