あのキャラクターにまた会える…！豪華俳優がカメオ・特別出演した近年の大人気韓国ドラマ5選

①　『愛の不時着』

韓国の財閥令嬢がパラグライダーで北朝鮮に不時着したことをきっかけに、北朝鮮の将校と恋に落ちるロマンス物語『愛の不時着』。

国境を超えた許させざる愛は、危機を迎えるたびに深みを増し、胸がキュンとしてギュッとするシーンの数々に釘付け。メインのロマンスだけでなく、北朝鮮の村人たちの温もりや、韓国でカルチャーショックを受ける若き北朝鮮軍人たちの姿など、“国境を超えた人と人との繋がり”が魅力的に描かれたストーリーにどっぷりハマってしまう一作です。

当時、tvN史上最高の視聴率21.7%を記録し本国でも大ヒット！ステイホームと配信プラットホームの普及が後押しし、日本の第4次韓流ブームの火付け役にもなるなど、その人気は海外まで波及し“韓国ドラマの沼入りドラマ”として多くの視聴者に愛されています。主演のヒョンビンとソン・イェジンが結婚をし、“世紀のカップル”が誕生したことでも話題になりましたね。

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そんな同作で見逃してはいけないのは、第10話で登場する謎の“緑ジャージ”の青年。2024年、ぶっちぎりの高視聴率を記録し大ヒットした『涙の女王』の主人公を演じたキム・スヒョンです。

「なんでこんなクレイジーなの…？」と思われた方も多いかもしれません(笑)。実はこの役、映画『シークレット・ミッション』が元ネタになっています。この作品でキム・スヒョンが演じたウォン・リュファンは、北朝鮮のエリート軍人。韓国へスパイとして潜伏し、あえて“アホ”なキャラクターを演じている、という設定なのです。

韓国では2013年の興行成績5位にランクインし、高評価を受けた作品ということもあり、現地ファンから「まさかここでリュファンが！嬉しすぎる！」「存在感が飛びぬけている」など歓喜の声が上がった、インパクトの強いカメオ出演です。

映画ファンの方はもちろん、『愛の不時着』ファンの方も、映画を観て再度本編を視聴してみると楽しみが倍増すること間違いなしです！

②　『涙の女王』　

『愛の不時着』の記録を塗り替え、tvNドラマ史上最高となる視聴率24.9％を叩き出した『涙の女王』。“デパート界の女王”と呼ばれるクールなキャリアウーマン ホン・ヘインと、田舎出身のエリート社員ペク・ヒョヌが恋に落ち結婚。ヘインが余命宣告を受けたことをきっかけに、すれ違っていた離婚寸前の二人が再び愛を取り戻す奇跡のロマンス物語。

「彼は上手だから」と、『星から来たあなた』に続き再びタッグを組んだパク・ジウン作家とキム・スヒョン。このタッグに間違いはなく、女性心をグイッと掴む巧みなセリフ、繊細な感情描写で視聴者を魅了。相手役を演じる『太陽の末裔　Love Under The Sun』のキム・ジウォンとの相性も抜群で、命をかけた壮大な恋物語が、韓国ドラマ界に新たな歴史を刻みました。

そんな同作で注目したいカメオ出演は、ソン・ジュンギ。第8話、ホン・ヘインの離婚担当弁護士として、あの話題作『ヴィンチェンツォ』で演じたカサノ・ファミリーのコンシリエーリ（顧問弁護士）、カサノ・ヴィンチェンツォの役柄そのままに登場します。

6分37秒あたり～

注目したいのは、ヒョヌの友人であり担当弁護士キム・ヤンギのセリフ。「財閥家の末息子だとか、元海外派兵だとか、宇宙船で飛来したとか、実はオオカミ少年だとも…」と、ソン・ジュンギの出演作をコミカルに紹介。BGMまで『ヴィンチェンツォ』の曲が使われ、一瞬別の作品を観ているような感覚に。

出演分量は多くありませんが、一瞬にして現場の雰囲気を自分のモノにする、ソン・ジュンギの存在感に圧倒されてしまいます。

キム・ジウォンとは『太陽の末裔　Love Under The Sun』、キム・スヒョンとは『クリスマスに雪は降るの？』以来となる再会が、『ヴィンチェンツォ』を手掛けたキム・ヒウォンプロデューサーの縁により実現しました。