まつり
韓国では前科者に電子足輪を装着させ、保護検察官たちによって監視されているそうです。電子足輪はバッテリーが内蔵されており、残量が少なくなると対象者に連絡します。しかし充電するかどうか、最終的には前科者の善意に委ねなければなりません。もし問題が起こった時のために四六時中監視しなければならないのに、人手不足が深刻な場面は、仕事の大変さが伝わってきました。最初は武道が得意なのもあって軽い気持ちで武道実務官になった主人公。しかし終盤では髪色を変えたりして、仕事を通して段々と成長していく姿は見ていて楽しかったです。
yanyan
再犯リスクのある前科者に対して、電子足輪をつけて対象者を監視し、犯罪を防ぐ保護観察官。タイトルの武道実務官は、保護観察官を守りつつ対象者を監視、犯罪抑止のために動く職業のこと。いわば肉体派の保護観察官に、主人公のジョンド(キム・ウビン)は欠員を補うためにスカウトされます。基本的なストーリーだけ見ると、『犯罪都市』のような犯罪アクション映画のように感じますが、個人的にはアクションよりもストーリー・脚本を評価したい作品でした。主人公のジョンドはすごく素直で優しい青年なのですが、「楽しいことだけをしたい」と仕事は父親のチキン屋を手伝う程度で、武道とeスポーツに励む毎日で、まぁふらふらしてるニートともいえるんですよね。そんな彼が、武道の腕前を買われて武道実務官として働くなかで、平和や正義を守ること、やりがいを見つけていきます。この過程が、すごく胸が熱くなる!ジョンドをスカウトし、上司兼相棒となるキム・ソンミン(キム・ソンギュン)の存在もすごくいい。彼が保護観察官になった理由を話すシーンは、ジョンドやその友達たちと同じように、じーんとくるし心動かされるものがあります。2人の仕事仲間を越えた信頼関係もこの作品のみどころです。だからこそ、物語佳境でキム・ソンミンがボコボコにやられてしまうのはすごくハラハラしましたし、命が助かったとわかったときは本当に安堵しました。先輩武道実務官の人が亡くなってしまったのは本当に悲しかったし、犯罪者に憎しみを感じたけれど・・・。犯罪者を制圧しスカッとするだけではなく、保護観察官・武道実務官がいかに危険な仕事かということも伝えてくれる内容になっています。展開のテンポの良さやコミカルシーンとアクションシーンのバランス、キャストどれも素晴らしかったけれど、「楽しいことは、ただ好きなことだけの中にあるものではない」というメッセージが1番胸に響きました。キム・ウビンは同じNetflixシリーズの『配達人』もよかったけれど、今作の明るく素直で人情味のあるジョンドのキャラクターがより魅力的にハマっているように感じました。キム・ソンギュンも改めていい俳優さんだなと思いました。
ねね
韓国では前科者に足輪をつける制度があることは知っていましたが、その足輪をつけた対象者を監視する職業を描いたアクション映画。まず、主人公のキム・ウビンがかっこいいのですが、キム・ソンギュンが演じた上司であり良きお兄さん的な存在となるキャラクターがすごくよかった!あんな上司がいたらと思うし、彼が保護観察官になった経緯を話すシーンは、主人公とその仲間たちと同じくこっちまで心が動かされました(笑)。アクションシーンも存分にあって、アクション映画としても面白いんだけれど、武道実務官の仕事に出会ったことで主人公が成長していく姿が面白かった!やりがいのある仕事が、人を成長させてくれるんだなと改めて感じられるいい映画だと思います。
「フライト・トゥ・ユー~君との距離〈マイル〉」放送スタート /BS12トゥエルビ
「ハッピーニューイヤー<劇場版>」放送 /ムービープラス
ソン・ヘギョの誕生日です
MORE
COMMENT & REVIEWこの作品の感想・評価(3件)
すべての感想・評価
まつり
韓国では前科者に電子足輪を装着させ、保護検察官たちによって監視されているそうです。電子足輪はバッテリーが内蔵されており、残量が少なくなると対象者に連絡します。しかし充電するかどうか、最終的には前科者の善意に委ねなければなりません。もし問題が起こった時のために四六時中監視しなければならないのに、人手不足が深刻な場面は、仕事の大変さが伝わってきました。最初は武道が得意なのもあって軽い気持ちで武道実務官になった主人公。しかし終盤では髪色を変えたりして、仕事を通して段々と成長していく姿は見ていて楽しかったです。
yanyan
再犯リスクのある前科者に対して、電子足輪をつけて対象者を監視し、犯罪を防ぐ保護観察官。タイトルの武道実務官は、保護観察官を守りつつ対象者を監視、犯罪抑止のために動く職業のこと。いわば肉体派の保護観察官に、主人公のジョンド(キム・ウビン)は欠員を補うためにスカウトされます。基本的なストーリーだけ見ると、『犯罪都市』のような犯罪アクション映画のように感じますが、個人的にはアクションよりもストーリー・脚本を評価したい作品でした。主人公のジョンドはすごく素直で優しい青年なのですが、「楽しいことだけをしたい」と仕事は父親のチキン屋を手伝う程度で、武道とeスポーツに励む毎日で、まぁふらふらしてるニートともいえるんですよね。そんな彼が、武道の腕前を買われて武道実務官として働くなかで、平和や正義を守ること、やりがいを見つけていきます。この過程が、すごく胸が熱くなる!ジョンドをスカウトし、上司兼相棒となるキム・ソンミン(キム・ソンギュン)の存在もすごくいい。彼が保護観察官になった理由を話すシーンは、ジョンドやその友達たちと同じように、じーんとくるし心動かされるものがあります。2人の仕事仲間を越えた信頼関係もこの作品のみどころです。だからこそ、物語佳境でキム・ソンミンがボコボコにやられてしまうのはすごくハラハラしましたし、命が助かったとわかったときは本当に安堵しました。先輩武道実務官の人が亡くなってしまったのは本当に悲しかったし、犯罪者に憎しみを感じたけれど・・・。犯罪者を制圧しスカッとするだけではなく、保護観察官・武道実務官がいかに危険な仕事かということも伝えてくれる内容になっています。展開のテンポの良さやコミカルシーンとアクションシーンのバランス、キャストどれも素晴らしかったけれど、「楽しいことは、ただ好きなことだけの中にあるものではない」というメッセージが1番胸に響きました。キム・ウビンは同じNetflixシリーズの『配達人』もよかったけれど、今作の明るく素直で人情味のあるジョンドのキャラクターがより魅力的にハマっているように感じました。キム・ソンギュンも改めていい俳優さんだなと思いました。
ねね
韓国では前科者に足輪をつける制度があることは知っていましたが、その足輪をつけた対象者を監視する職業を描いたアクション映画。まず、主人公のキム・ウビンがかっこいいのですが、キム・ソンギュンが演じた上司であり良きお兄さん的な存在となるキャラクターがすごくよかった!あんな上司がいたらと思うし、彼が保護観察官になった経緯を話すシーンは、主人公とその仲間たちと同じくこっちまで心が動かされました(笑)。アクションシーンも存分にあって、アクション映画としても面白いんだけれど、武道実務官の仕事に出会ったことで主人公が成長していく姿が面白かった!やりがいのある仕事が、人を成長させてくれるんだなと改めて感じられるいい映画だと思います。