yanyan
娘が無惨な姿で殺されてしまったことから、犯人の少年たちに復讐を誓う父親の姿を描いたサスペンス。東野圭吾原作で、日本でも実写化されている作品ですが、韓国映画らしい泥臭さがあって良かったです。主人公のサンヒョン(チョン・ジェヨン)は、証拠残しまくりの計画性のない復讐をしていくのですが、その姿が逆に「復讐しか考えていない自暴自棄さ」を体現していて、心苦しさを感じます。復讐心から鬼、獣のような姿になっていく感じに圧倒されました。サンヒョンを追う刑事役のイ・ソンミンもよかったけれど、やっぱりこの作品はチョン・ジェヨンの演技がすごかったと思います。少年犯罪についても考えさせられる悲しく胸糞な復讐サスペンスでした。
まつり
東野圭吾による小説の映画作品。日本でも制作されましたが、韓国版は父親の心理描写が丁寧に描写されている気がしました。そのため娘を失ったことで抱えていくことになる喪失感や悲しみ、そして犯人に対する憎悪が色濃く感じられます。犯人の家に忍び込んで、娘の最期を知ってしまう場面は本当に辛かったし、やるせなかったです。父親を演じるチョン・ジェヨンも良かったけれど、凶行を阻止しようとする刑事を演じたイ・ソンミンも印象的でした。
「レッスル!」放送 /KNTV
「馭鮫記(ぎょこうき)後編:月に愛を誓う」放送スタート /BS12トゥエルビ
「大丈夫じゃない大人たち~オフィス・サバイバル~」放送スタート /アジアドラマチックTV(アジドラ)
MORE
COMMENT & REVIEWこの作品の感想・評価(2件)
すべての感想・評価
yanyan
娘が無惨な姿で殺されてしまったことから、犯人の少年たちに復讐を誓う父親の姿を描いたサスペンス。東野圭吾原作で、日本でも実写化されている作品ですが、韓国映画らしい泥臭さがあって良かったです。主人公のサンヒョン(チョン・ジェヨン)は、証拠残しまくりの計画性のない復讐をしていくのですが、その姿が逆に「復讐しか考えていない自暴自棄さ」を体現していて、心苦しさを感じます。復讐心から鬼、獣のような姿になっていく感じに圧倒されました。サンヒョンを追う刑事役のイ・ソンミンもよかったけれど、やっぱりこの作品はチョン・ジェヨンの演技がすごかったと思います。少年犯罪についても考えさせられる悲しく胸糞な復讐サスペンスでした。
まつり
東野圭吾による小説の映画作品。日本でも制作されましたが、韓国版は父親の心理描写が丁寧に描写されている気がしました。そのため娘を失ったことで抱えていくことになる喪失感や悲しみ、そして犯人に対する憎悪が色濃く感じられます。犯人の家に忍び込んで、娘の最期を知ってしまう場面は本当に辛かったし、やるせなかったです。父親を演じるチョン・ジェヨンも良かったけれど、凶行を阻止しようとする刑事を演じたイ・ソンミンも印象的でした。