gin
見た瞬間に衝撃が走る映画です。物語は、半地下の家に住む家族が、富裕層の家に入り込むことで繰り広げられるサスペンスとブラックコメディのミックス。普通の生活がどんどんズレていって、予測不可能な展開が続くから、ほんとにハラハラしっぱなしですよ。キャラクターたちは、それぞれに複雑でリアルな感情を見せてくれて、映画の世界にどっぷり引き込まれます。社会の格差問題や人間の欲望が鋭く描かれていて、笑いながらも深く考えさせられる一作です。
さとひろろ
面白かったですけど、どこかモヤモヤが残る作品でした。韓国社会の格差問題を皮肉ってはいるものの、結局は貧しい者が富裕層を羨み、騙し、利用するという構造が変わらないのではないかと思います。キム一家が可哀想だとは思いつつ、手段を選ばない彼らの行動にはゾッとしました。社会問題を考えさせられる深いテーマも扱っていたけど、もう少し希望のある結末だったら良かったです。とはいえ監督の独特な世界観はさすがだなと思いました。社会派エンターテイメントとして、多くの人に考えさせられる作品であることは間違いないでしょう。
あゆ
韓国作品のヒット映画と言えば本作!富裕層と貧困層の格差社会をコミカルかつシリアスに描いた作品です。テンポよく進む展開と、次第に明らかになる半地下に住み着く家族の存在。人間の妬みや弱さに加え、寄生しなければ生きていけない貧困の現実について深く考えさせられました。また、散りばめられた伏線回収で何度か見ても楽しめる作品だと思います。豪華キャスト陣の高い演技力が加わり、最後まであっという間に楽しめる作品です。
まつり
ポン・ジュノ監督作品と言えば、韓国における社会問題をテーマに盛り込んでいるところが特徴。この作品は、貧富の差が大きなテーマとなっています。半地下で貧しく苦しい環境で過ごすしかないキム家と豪華な一軒家で快適な暮らしを送っているパク家の対比は、とてもわかりやすいと思います。とある出来事がきっかけでキム家と接点をもったパク家は、あの手この手でキム家に取り入ろうとする様は、まさにパラサイトそのもの。しかしその先には予想もしない闇が隠されており、本当の「パラサイト」の意味を知ることになったのには、驚きました。
yanyan
前半と後半のギャップが最高なヒット作。コメディテイストに進んでいく前半に対して、もう1つの地下に住む家族の登場によって物語は一変。地下室おじさんを演じたパク・ミョンフンの気持ち悪さを感じさせるなんとも言えない怖さが最高でした。出演者は、演技に定評がある俳優陣なだけあってみんな最高なのですが、この映画のMVPは間違いなくパク・ミョンフン。 貧富の格差をブラックユーモアを交えて提起するのは、さすがポン・ジュノ映画だと思います。貧しいキム家が寄生しているパク家(おもにお父さん同士の話ではあるけれど)に恨みを抱いていくきっかけがささやかな仕草という点もリアリティがあって興味深かったです。どんなに金持ちに近付いても根本的な匂いは隠せないという点は、「貧しい人間は貧しい人間のまま」と厳しい現実を突きつけられているようで、なんともいえない気持ちになりました。
ねね
貧乏一家があれやこれやと計画して金持ち一家に入り込み、家族総出で寄生するというシナリオがすごく斬新で面白い!前半はどこかコミカルでテンポの良さに見入ってしまった分、後半とのギャップに唖然。雨の日にピンポン押しまくる家政婦のおばちゃんも怖いし、地下室に潜むその夫もなかなかホラー。その得体の知れない怖さと予想できない展開に言葉を失ってしまいました。でもその唖然感が面白かったです。
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COMMENT & REVIEWこの作品の感想・評価(6件)
ネタバレ有り
gin
見た瞬間に衝撃が走る映画です。物語は、半地下の家に住む家族が、富裕層の家に入り込むことで繰り広げられるサスペンスとブラックコメディのミックス。普通の生活がどんどんズレていって、予測不可能な展開が続くから、ほんとにハラハラしっぱなしですよ。キャラクターたちは、それぞれに複雑でリアルな感情を見せてくれて、映画の世界にどっぷり引き込まれます。社会の格差問題や人間の欲望が鋭く描かれていて、笑いながらも深く考えさせられる一作です。
さとひろろ
面白かったですけど、どこかモヤモヤが残る作品でした。韓国社会の格差問題を皮肉ってはいるものの、結局は貧しい者が富裕層を羨み、騙し、利用するという構造が変わらないのではないかと思います。キム一家が可哀想だとは思いつつ、手段を選ばない彼らの行動にはゾッとしました。社会問題を考えさせられる深いテーマも扱っていたけど、もう少し希望のある結末だったら良かったです。とはいえ監督の独特な世界観はさすがだなと思いました。社会派エンターテイメントとして、多くの人に考えさせられる作品であることは間違いないでしょう。
あゆ
韓国作品のヒット映画と言えば本作!富裕層と貧困層の格差社会をコミカルかつシリアスに描いた作品です。テンポよく進む展開と、次第に明らかになる半地下に住み着く家族の存在。人間の妬みや弱さに加え、寄生しなければ生きていけない貧困の現実について深く考えさせられました。また、散りばめられた伏線回収で何度か見ても楽しめる作品だと思います。豪華キャスト陣の高い演技力が加わり、最後まであっという間に楽しめる作品です。
まつり
ポン・ジュノ監督作品と言えば、韓国における社会問題をテーマに盛り込んでいるところが特徴。この作品は、貧富の差が大きなテーマとなっています。半地下で貧しく苦しい環境で過ごすしかないキム家と豪華な一軒家で快適な暮らしを送っているパク家の対比は、とてもわかりやすいと思います。とある出来事がきっかけでキム家と接点をもったパク家は、あの手この手でキム家に取り入ろうとする様は、まさにパラサイトそのもの。しかしその先には予想もしない闇が隠されており、本当の「パラサイト」の意味を知ることになったのには、驚きました。
yanyan
前半と後半のギャップが最高なヒット作。コメディテイストに進んでいく前半に対して、もう1つの地下に住む家族の登場によって物語は一変。地下室おじさんを演じたパク・ミョンフンの気持ち悪さを感じさせるなんとも言えない怖さが最高でした。出演者は、演技に定評がある俳優陣なだけあってみんな最高なのですが、この映画のMVPは間違いなくパク・ミョンフン。 貧富の格差をブラックユーモアを交えて提起するのは、さすがポン・ジュノ映画だと思います。貧しいキム家が寄生しているパク家(おもにお父さん同士の話ではあるけれど)に恨みを抱いていくきっかけがささやかな仕草という点もリアリティがあって興味深かったです。どんなに金持ちに近付いても根本的な匂いは隠せないという点は、「貧しい人間は貧しい人間のまま」と厳しい現実を突きつけられているようで、なんともいえない気持ちになりました。
ねね
貧乏一家があれやこれやと計画して金持ち一家に入り込み、家族総出で寄生するというシナリオがすごく斬新で面白い!前半はどこかコミカルでテンポの良さに見入ってしまった分、後半とのギャップに唖然。雨の日にピンポン押しまくる家政婦のおばちゃんも怖いし、地下室に潜むその夫もなかなかホラー。その得体の知れない怖さと予想できない展開に言葉を失ってしまいました。でもその唖然感が面白かったです。