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『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』シーズン2配信直前、3人のキーパソンを深掘り!(ネタバレあり)

公開日 2023/02/22 20:30

変更日 2024/06/20 20:04

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高校時代、壮絶なイジメを受けたムン・ドンウンの復讐がいよいよ本格化するNetflix オリジナルシリーズ『ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜』シーズン2 (3月10日から独占配信)。物語の鍵を握る彼女をサポートする整形外科医とDV被害者、妻のいじめを知った夫、それぞれの役柄とその素顔を深掘りしました。

実は演じるチョン・ソンイルは、御曹司とは真逆の過酷な子供時代を送っていました。

2月1日に放送されたバラエティー番組『ユ・クイズ ON THE BLOCK』(tvN)に出演し、過去の苦労や結婚に至るまでのことを明らかしたのです。

母親は体調が悪く遠くで療養しており、父親は自由人で家にいないことが多かったそう。
「両親がいなかったので、幼いころ、2歳違いの姉が親代わりだった。小学生のころ、父方の祖母は体が不自由だったため、僕たちがしもの世話をしなければならなかった。高校3年で母親に会うまで、姉が僕を育ててくれた」
両親の不在に加えてヤングケアラーの貧しい暮らしは、あの「パラサイト 半地下の家族』(19)より酷い底辺生活。

つらい幼少期を過ごし苦労した末に俳優となりましたが、なかなか目が出ず新聞配達からビル掃除までアルバイトに励む日々でした。
芸歴20年になった頃にはもう俳優の道をあきらめようとしたこともあったそう。

舞台を中心に俳優を続けてきたソンイルですが、『パラサイト』の豪邸の奥様チョン・ヨジョン主演のドラマ『99億の女』(19)などで注目を集め、2020年『秘密の森』シーズン2に出演。ハンジョグループの会長イ・ヨンジェ(ユン・セア)を補佐するパク常務役として深い印象を与えました。

それを観た脚本家キム・ウンスクがソンイルにインスピレーションを受け脚本を書き、本作への出演をオファー、本作でまさにキャリアの絶頂を迎えています。

アン・ギルホ監督も「チョン・ソンイル俳優に初めて会ったとき、“あなたは韓国のトニー・レオンのような俳優になってほしい”と伝えたが、本当に良い俳優になりそうだ」と絶賛。
また、キム・ウンスク作家は「人生が一番大きく下落する人物なのに、上手く表現してくれた」と説明し、「本当に冷たい時は冷たく、笑う時はナイスな表現を本当によくしてくれた。特に声がとても良かった。(台詞の)すべてが名台詞のように聞こえた。とりわけ感謝している」と称賛を惜しみませんでした。

結婚7年目で家族は妻と息子ひとり。
パイプオルガンを専攻してアメリカに留学していた妻とは3年間電話やメールで遠距離恋愛の末、いったん別れ紆余曲折を経て結婚。妻はソンイルの母親と手紙のやりとりをして親しくなり、帰国後、ソンイルの代わりに母親の通院などをサポートしたこともあってゴールイン。

現在43歳で大人の男の色気とセクシーボイス、実力派の演技力を兼ね備えたソンイルは「韓国のトニー・レオン」と呼ばれるほと注目度が高まっているのです。

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