『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』シーズン2配信直前、3人のキーパソンを深掘り！（ネタバレあり）

◇心に闇を抱えながらドンウンの協力者となる整形外科医チュ・ヨジョン（イ・ドヒョン）

大病院の院長夫婦のひとり息子でドンウンとは逆に裕福な家で育ち、明るい性格に見えますが、医師だった父親が殺害されたことで苦痛と怒りを抱えています。ドンウンの復讐を手伝うことを決心し、セミョン市に整形外科を開院。

はじめはドンウンに惹かれ、恋人同士になるこてを望んでいたヨジョンですが、身体に残る酷い火傷痕をみて復讐に手を貸すことを決めるのです。

Netflix オリジナルシリーズ 『ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜』

具体的にどんな方法で協力するのか、また彼自身、父親を殺害し服役中の犯人とどう対峙していくのかも目が離せません。

ドヒョンは「軽くて気さくに見えるが裏面を持っている人物、ドンウンの復讐を自分のことのように手伝う過程に関心とチャレンジしたい気持ちを同時に感じ、出演を決めた」そう。彼はヨジョンというキャラクターを演じるため「より激しく、より淡白に感情の段階を調節し、1つのシーンに5つのパターンを用意してから撮影に臨んだ」と明かしました。

脚本家キム・ウンスクとアン・ギルホ監督もそんなイ・ドヒョンを絶賛。「演技が完璧で感嘆しかなかった。イ・ドヒョンは自身について真剣に悩み、チュ・ヨジョンにそのまま溶け込んでいて、この上なく良かった」（キム・ウンスク）
アン・ギルホ監督は「健康的で爽やかな、ドンウンとは反対地点にいる人のように見えても、ある時になると叙事が深くなってドンウンとの共通点を見つけるようになる過程を見事に表現してくれた」と発言しています。

演じるキャラクターを魅力的に見せる演技を披露する彼ですが、高校まではバスケットボールに専念。たまたま演技教室に行ったことがきっかけで俳優になることを決めたとか。

本作で複雑なキャラクターを見事に演じたドヒョン、今後ますます活躍が期待されます。

◇ 家庭内暴力の被害者でドンウンと復讐共助するカン・ヒョンナム（ヨム・ヘラン）

セミョン財団理事長のキム·シンテの家政婦でしたが、夫の家庭内暴力から娘を守るためにドンウンと手を組むことに。「味方になりたいです。 私もそちらを助けるのでそちらも私を助けてください。 私の夫を殺してください」と復讐共助を提案。

はじめは尾行や写真撮影も未熟でしたがしだいに上達。DVの被害者とは信じられないほど明るくて朗らかな性格の持ち主です。

Netflix オリジナルシリーズ 『ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜』

ドンウンを笑わせることができる唯一の人物、ヒョンナム。重苦しいストーリーのなかで、彼女のシーンはホッとさせます。