公開日 2024/10/10 21:00
変更日 2024/10/10 21:00
SEOUL, SOUTH KOREA - SEPTEMBER 12: Kentaro Sakaguchi of Japan and actress Lee Sae-Young attend the Coupang Play “What Comes After Love” Press Conference on September 12, 2024 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
日本で絶大な人気を誇る俳優・坂口健太郎が初の韓国ドラマへ挑んだ『愛のあとにくるもの』。相手役を演じるのは”時代劇クイーン”の異名を持つイ・セヨン。日韓を代表するTOP俳優が、切なく甘いラブストーリーを情感たっぷりに描きます。日本に先立ち配信を開始した本国では、既に「最高のラブストーリー爆誕」と絶賛の声が。そこで本記事では、序盤を視聴した筆者が人気の理由、注目ポイントを解説します。
韓国でも高い知名度を誇る坂口健太郎と、『赤い袖先』をヒットへ導いたスター女優イ・セヨンを迎え制作された本作。監督は、映画『ハナ~奇跡の46 日間~』を手掛けたムン・ヒョンソン。コン・ジヨンと辻仁成が共著した同名小説を原作に、温かな春の日本と、冬の韓国を舞台に切ないラブストーリーを紡ぎます。
日韓俳優の豪華なキャストが発表されると、日本のみならず、韓国でも大きく話題に! 坂口健太郎は日本はもちろん、韓国でも随一の人気を誇る俳優。韓国ドラマを日本版にリメイクした『シグナル』『ごめん、愛している』を通しその名が知られ、昨年には初のファンミーティングを開催。チケットは即完売し、韓国での高い人気を証明しました。
そんな彼とタッグを組むイ・セヨンも、実力派として知られる人気女優の1人。『宮廷女官チャングムの誓い』のクミョンの少女時代を演じた子役出身で、近年2PMのジュノと共演した『赤い袖先』は視聴率17%を超える大ヒット。作品ごとに違う顔を見せる卓越した演技力と、知的な美しさで本作でもその実力を存分に発揮しています。
5年前の日本。友人を頼りに日本へやってきたホン(イ・セヨン)と、小説家を夢見る大学生潤吾(坂口健太郎)。アルバイト先を探す中で偶然出会った2人は惹かれ合い、恋に落ちる。幸せな日々を過ごしていたが、突然やってきた別れ。激しい口ゲンカの後、置手紙を残してホンは韓国へ帰国してしまう。
5年後の韓国。潤吾への想いを胸に押し込み、新たな人生を歩んでいたホン。通訳を務めるため空港へ向かうと、そこに現れたのは小説家の夢を叶えた潤吾で…。出会い、別れ、再会の中で彼らが経験する”愛のあとにくるもの”とはーー。
日本の下町で恋に落ち、幸せな時を紡ぐ2人の姿に序盤からうっとり。毎日を懸命に生きる若者の雰囲気も完璧に体現され、ふとした瞬間にホンだけに魅せる、潤吾の甘くピュアな笑顔は悩殺級の可愛さ♡ そんな彼を見つめるホンも美しく、ずっと観ていたくなるほどに魅力的です。韓日の情景も相まって生まれた、この上ない映像美は全てが名シーン!
5年後の変化を描くため徹底されたビジュアルも、ゾクっとするほどの完成度。初々しくまばゆいほどに光る表情は見る影もなく、感情を押し込めたポーカーフェイスはまるで別人。ファッション、髪型、オーラまでも巧みに操る俳優陣の役作り、そのビジュアルに圧倒されること必至です!
美しき韓国人と日本人が国境を越え恋に落ちる…このストーリーラインだけでも興味をそそられる本作。ちょっぴり拙い日本語を使い異国で1人頑張るホンと、そんな彼女を見守る潤吾。筆者含め、韓国文化を好きな人であれば一度は妄想したシチュエーションかもしれません(笑) 。言葉が完璧に伝わらないもどかしさ、異文化への驚き。そんな姿もカッコイイ、可愛いと想う愛の力。異なるバックボーンを持つカップルだからこそ感じられるトキメキに無条件に心奪われ、夢中になってしまいます。
全6話と短い構成の中に、5年前と現在の姿が描かれるのもこの作品特有の見どころ。日本と韓国、近いようで実は遠い異国ゆえに、5年後の偶然の出会いには大きな意味を感じます。別れを経験したはずが「これぞ運命の恋なのでは…」と思わされる展開。悪戯なのか、切れない赤い糸が2人を引き合わせたのか…。国を超え揺れ動く2人の恋模様から目が離せません。
2人の感情を映し出したロケ地も見どころ。制作記者会見にて、日本での印象的なロケ地を尋ねられたイ・セヨンは「井の頭公園」と回答。潤吾とホンの出会い、そして別れが描かれる、物語において重要な場所を挙げています。慣れ親しんだ鉄道の駅、ゲームセンター、京都の美しい情景まで。今すぐ聖地巡りへ出かけたくなるほど、数多く登場する日本のロケ地。井の頭公園駅は、訪れただけでギターを背負ってやってきたホンの姿が思い浮かびそう…!
一方で、2人の冷めた関係を描く韓国のロケ地。坂口健太郎はクランクインの場所でもあった「ヨルトン公園」が印象的だったと話します。ここは国内最大級のバンジージャンプが体験できる、若者に人気のスポット。他にも美しいロケ地が多数登場するので、彼らのバックに映る風景にも注目です。
坂口健太郎、イ・セヨンがW主演で描く本格ロマンス『愛のあとにくるもの』。全6話にギュッと詰まった国を超えた深く深い愛。彼らの経験した”愛のあとにくるもの”を一緒に見届けませんか。日本では、2024年10月11日(金)~Prime Videoにて独占配信スタート。
『愛のあとにくるもの』|K-boardでユーザーレビューを読む
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気づけば毎年100本越えの韓国ドラマ&映画を視聴しているライター。 韓国語能力検定試験6級。 チャウヌ(ASTRO)、キム・ナムジュ、ティファニー(少女時代)個別インタビュー チ・チャンウク、パク・シネのファンミーティング取材 WEBマーケターをしながら、韓国ドラマや商品の魅力を広く発信しています。 チェックリストの選定に役立つ情報や、最新トレンドをお届けします。