公開日 2024/12/15 12:00
変更日 2024/12/17 17:59
SEOUL, SOUTH KOREA - NOVEMBER 06: South Korean actor Park Seo-Jun attends the photocall for the CJ CheilJedang 'Bibigo' on November 6, 2018 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
あなたの心にサランヘヨ♡韓ドラコメンテーターのMJ室長です!本記事は私が渡韓した中で、特に印象に残っている韓国ドラマのロケ地を紹介させていただきます。ソウルまたはその近郊にあるロケ地をピックアップしましたので、本記事を最後まで読んでいただき、韓国旅行をより良いものにしてください!
MJ室長が初渡韓の時に訪れたのがクムガプラザです。Netflixで配信中のサスペンスドラマで、僕が観てきた作品の中でもトップレベルで面白い作品なのでまだ観ていない人はこれを機にチェックしてください!
主演は『太陽の末裔 Love Under The Sun』のソン・ジュンギと『いつかの君に』のチョン・ヨビンです。
イタリアマフィアの顧問であり冷酷な弁護士であるヴィンチェンツォが、弱者から全てを奪い取る悪党に立ち向かう姿が描かれる本作。常にクールでありながら、時にお茶目で可愛らしい面も覗かせる多彩な魅力に溢れたダークヒーローのヴィンチェンツォが、法律では倒すことができない理不尽な悪党を痛快に成敗していく物語。
作中で頻繁に出てくる”クムガプラザ”は、ヴィンチェンツォが建物内に隠されたお宝を見つけるために訪れた場所です!
実は”クムガプラザ”はCGではなく本当に存在します!ソウルにある世運清渓商店街と呼ばれる電子商店街の1つです。実際に訪れたときは、周りに電子機器のお店が多くあり、日本ではなかなか見られない光景でした。作中にも出てきた法律事務所があるのかなと思い、建物内にも入ってみたのですが電子商店街ということもあり、すべてのテナントが電子機器のお店でした。(笑)
ただ、ヴィンチェンツォが住んでいたであろうスペースがビル内にあったので大興奮したのを覚えています!是非、渡韓した際は訪れてみてください!
韓国ドラマが好きな人なら一度は観たことがある復讐系韓ドラの『梨泰院クラス』ですが、韓ドラのロケ地巡りをするなら、主人公のパク・セロイ(パク・ソジュン)が初めてお店を出した”タンバム”に行くのをお勧めします!
コロナ禍で『愛の不時着』や『イカゲーム』と共に人気となった作品で、主演は『キム秘書はいったい、なぜ?』のパク・ソジュンと『その年、私たちは』のキム・ダミです。
大都市ソウルの中でもひと際ホットな街「梨泰院」で、ある事をきっかけに小さな飲み屋を開店させた前科者の青年とその仲間たち。成功と正義の復讐を果たすため、歴史のある大企業相手に無謀ともいえる戦いを仕掛けていくサクセスストーリー。
実は、”タンバム”には3回も訪れているほど好きな場所なのですが、もちろん梨泰院にあります。梨泰院駅から徒歩10~15分ぐらいにあります。
しかも、飲食店として実際に営業しているんです!3回目で初めて営業中に訪問することが出来て、キムチチゲを注文しました!内装も作中とほとんど同じで、カラーの椅子と丸いテーブルがあり屋上にも行けるようになっていました。ちなみに『六本木クラス』(テレビ朝日 2022年)の主演の平手友梨奈さんのサインがあったので、来たことがあるみたいですね。
韓ドラのロケ地としても感動できて、お腹も満たせる場所はなかなかないので、絶対に行ってみることをおすすめします!ちなみにその近くには、作中で出てくる橋もあるのでこちらも併せて行ってみるのも最高ですね。
2024年に放送・配信された韓国ドラマの中で、最も話題となった作品といえば『涙の女王』ですよね!韓ドラオタク全員が涙の漢江を作り、感動をいただきましたが、視聴率から見ても最終回で平均視聴率24.9%を記録し、『愛の不時着』の視聴率を大幅に上回り、tvNの歴代最高視聴率を達成しました。主演は『サイコだけど大丈夫』のキム・スヒョンと『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』のキム・ジウォンです。
財閥令嬢のホン・ヘイン(キム・ジウォン)と結婚した、弁護士ペク・ヒョヌ(キム・スヒョン)。グループの法務理事となったヒョヌは、結婚して3年、扱き使われていたヘインとの生活にうんざりしていた。ある夜、離婚を切り出そうとしたが、先にヘインから余命3か月と告白される。ヒョヌは、憎しみしかなかった妻の急な余命宣告で、遺産相続の考えに転換した。彼女を気遣う夫のフリを、ヘインがいい方向へと勘違いしていく。だが、ヒョヌも、ヘインの元彼で、投資家のユン・ウンソン(パク・ソンフン)が現れたことで、嫉妬心を掻き立てられる。こじれた夫婦の愛が再燃する一方で、ウンソンの狙いは財閥を奪うことだったことも明らかになっていく。
今回訪れたのはホン・へインが経営しているクイーンズデパートです!
ここは漢江公園の近くにある「ザ・現代ソウル」というデパートで、平日にも関わらず多くの人が訪れていました。館内を探索していると早速、ペク・ヒョヌがホン・へインの様子を隠れながら見ていた時のエスカレーターがあったり、作品の終盤に出てくるクリスマスが感じられるシーンのエリアもありました。
『涙の女王』を観てから、初めて 「ザ・現代ソウル」を訪れたのですが、走馬灯のように数々のシーンが脳内を巡って、写真を撮っているときに、泣きそうになりました。(笑) もちろん、ショッピングも楽しめるようになっていますので、行ってみてください!
ソウルの安国駅近くにあるおすすめの韓ドラロケ地を紹介します!
『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』はもう皆さん観ましたか?『太陽の末裔 Love Under The Sun』の演出家(イ・ウンボク)・脚本家(キム・ウンスク)のタッグで、最高視聴率20.5%を記録した本作は韓国の主要アワードで15部門を獲得したほどの大作なのですが、主演は『新感染 ファイナル・エクスプレス』のコン・ユと『シスターズ』のキム・ゴウンとキャストも豪華です!
その中で、あるシーンのロケ地をご紹介します!
高麗時代の英雄だったキム・シン(コン・ユ)は、若き王の嫉妬から逆賊として命を落とす。その後、神の力で“不滅の命”を生きる“トッケビ” となった。彼を永遠の命から解き放つことができるのは“トッケビの花嫁”と呼ばれる存在のみ。そして900年以上が経った時、シンは女子高生ウンタク(キム・ゴウン)と出会う。ウンタクはシンがトッケビであることを見破り、自分がトッケビの花嫁だと主張するが、半信半疑のシン。天真爛漫なウンタクと過ごすうちに、“不滅の命”の終わりを望んでいたはずのシンの心は揺らぎ始める。同じ頃、死神(イ・ドンウク)はウンタクのバイト先のチキン店の社長、 サニー(ユ・インナ)と出会う。シンはウンタクに、死神はサニーと出会い、それぞれに芽生えた恋心を自覚する。やがて、シン、ウンタク、 死神、サニーの4人の恋と数奇な運命が動き始める。
みなさんはこのシーンを覚えていますか?雨の日に傘を差したトッケビとフードを被ったチ・ウンタクがすれ違うシーンです!ここはソウルの北村韓屋村近くにあって安国駅から徒歩で行くことができます。
他にも近辺にはウンタクが通う高校(ソウル中央高校)があったりするなどたくさんトッケビに触れられるスポットになっています!初めてここを訪れたとき頭の中で、Punchの『Stay With Me』が流れていました。(笑)
是非行ってみてください!
K-boardで『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』の作品レビューをみる
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最後に紹介するのは、『ザ・グローリー~輝かしき復讐』の中盤で出てきた囲碁ができる公園です!
近年のNetflixオリジナルドラマの中でも世界中で話題となった本作ですが、これまでのソン・ヘギョとは違う姿が見れるのが印象的です。加害者を懲らしめる抹殺とは少し違く、地位・名誉を奈落の底まで落とす社会的抹殺をしていく様子が、独特で面白いのでまだ観ていない人はチェックしてください!
主演は『ボーイフレンド』のソン・ヘギョと『五月の青春』のイ・ドヒョンです。
高校時代、クラスのリーダーパク・ヨンジン(イム・ジヨン)率いる男女5人組グループから壮絶ないじめを受けていた主人公のムン・ドンウン(ソン・ヘギョ)。必死で周りに助けを求めても、親も教師も警察も手を差し伸べてくれず、ひたすら耐える日々を過ごしていた。
地獄のような日々の末に高校を自主退学したドンウンは、人生を復讐に捧げることを決意する。工場で働きながら高卒認定資格を取得し、大学に進学。やがて教師となった彼女の、18年もの歳月をかけた加害者に対する復讐劇が始まる。
もう視聴済みの人はご存じの公園だと思います!そもそも作中で囲碁は主人公の心情を置き換えて説明する重要なものとして位置づけられています。台詞の中でも、「沈黙の中で欲望を表わし魅惑し魅惑され」「相手が真心を込めて建てた家を奪うゲーム」とも主人公は言っていました!
この公園は仁川にある青羅湖公園という場所にいけば観ることができます。碁盤2つと大型碁石などの造形物を設置して撮影は行われていましたが、現在は碁盤だけ置かれており、ここが「グローリー聖地」として口コミが広がっているので是非、行ってみてください!
ちなみにここの公園は『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』のロケ地でもあるのと、公園の近郊には中華街もあるので観光として楽しむことも出来ます。
K-boardで『ザ・グローリー~輝かしき復讐』の作品レビューをみる
韓国ドラマ、年100視聴!韓ドラコメンテーターとしてSNSを中心に活躍中の毛利迅さんに寄稿いただきました。次回の寄稿は1月を予定しています。お楽しみに!
《K-board編集部》
韓ドラを年に100作以上観るオタク男子。 SNSの総フォロワー数は10万人以上。 作品をレビューはもちろんのこと、ジャンルごとにまとめたり、 ランキング形式で発信したりするなど幅広い情報発信が強み。