殺し屋たちの店
プロローグ→スタイリッシュな一瞬のタイトル映像→本編への流れで一気に惹き込まれる瞬間が息を呑み、この作品の素晴らしさを象徴しているように感じる。
ある日、叔父ジンマンの死とととに、殺し屋たちと対峙するというとてつもない事態に巻き込まれた姪ジアンのたった2日間の現代の時間軸に過去が交差していく物語。ともすれば視聴者側が混乱しがちな流れなのに見事な切り替えかつ、まったく無駄がない展開で没入感がたまらない。
そして、あちこちに張り巡らされていた伏線や死角がまるでパズルのピースがカチカチとはまっていくように回収され、その展開の妙に唸ってしまう。
様々な緊迫感あふれるアクションシーンは見応えたっぷりで、特に先日の【青龍シリーズアワード】で助演女優賞に輝いたクム・ヘナ演じるミンへの華麗なアクションシーンは尊敬と憧れの気持ちを抱くほど美しくてとても素敵だった。
そして何よりイ・ドンウクssi。「静」の中で演じたチョン・ジンマンの慟哭、悲しみ、愛…。体を張ったアクション。そのすべてが心に響き、その新しい姿にファンとしてはたまらなく心踊らされました。
(初見時に個人SNSに記したレビューを元に書いています)