公開日 2025/03/30 12:00
変更日 2025/03/31 10:36
SEOUL, SOUTH KOREA - MARCH 30: South Korean actor Park Bo-Gum is seen at the 'CELINE' pop-up store opening at The Hyundai on March 30, 2023 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
秀逸な脚本で続々とヒット作品を飛ばす韓国ドラマ。ドラマを選ぶ際やはり脚本が好みか否かは重要な要素ですよね。本記事では、《韓国ドラマ》面白さ保証! 名脚本家が手がけた近年の名作韓国ドラマ7選をご紹介! 好みの脚本家さんが見つかれば、また作品選びが楽しくなること間違いなしです!
済州島に生きる気丈な少女と誠実な少年。挫折と成功を繰り返し生きていくふたりの人生の物語は、世代を超えても続いていく力が愛にはあると教えてくれる。
『ミセン-未生-』『シグナル』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』といった数々の名作を生み出したキム・ウォンソク監督と、韓国で愛され続けるヒューマンドラマの傑作『椿の花咲く頃』脚本家のイム・サンチュンがタッグを組んで、「歴代級名作の誕生」と大きな期待が寄せられていた本作。
本作は、強い意志を持ったエスン(IU)と、鉄のように忍耐強く一途なグァンシク(パク・ボゴム)。ふたりの人生の軌跡を、済州島の鮮やかな四季を通して描くヒューマンドラマ。
イム・サンチュン脚本家らしい、笑いと感動を逃さない“人の匂いがする”ストーリーに、「久しぶりにお気に入りのドラマを発見」「脚本演技演出音楽美術すべてが完璧。こんなドラマが必要だった」と、絶賛を受けています。各種授賞式の舞台に上がる機会があるも、どこにも現れずその正体はベールに包まれている“天才作家”イム脚本家に、大きな注目が集まっています。
おつかれさま | Netflix Official Site
検事⻑昇進に失敗したチョンジュ地方検察庁ソ・ドンジェ検事(イ・ジュニョク)は再開発事件で悩んでいる最中に、とある女子高生殺人事件を担当することになった。検事としての鋭い勘と機会主義者(その時の都合によって有利な方に行動する人)としての本能が生き返り、危ない綱渡りをするが…単純な殺人だと思った事件が薬物の不正取引と関わりがあることに気づく。果たしてドンジェはどう生き残るのか…。
本作は、「歴代最も完成度の高い脚本」とも謳われるサスペンスの名作『秘密の森〜深い闇の向こうに〜』の待望のスピンオフドラマ。同作に登場した検事“ソ・ドンジェ”を主人公に新たな物語が展開していきます。
脚本は、キム・サンウォン、ファン・ハジョン脚本家ですが、クリエイターとして『秘密の森』シリーズのイ・スヨン脚本家が参加している本作。善と悪のどちらにも偏らない、実に人間らしい、魅力的なキャラクタードンジェの魅力、そして『秘密の森』を彷彿とさせる巧みな脚本にハマる視聴者が続出!
「スピンオフにしておくには勿体無いほどの完成度」「コミックながらも謎を解いていく展開が面白い」と、“秘密の森オタク”たちからも絶賛の声が集まりました。
壮絶ないじめを経験した高校時代から十数年の時を経て、綿密に練った復讐(ふくしゅう)計画を実行に移し始めた女性。その目的は、自分をいたぶった者たちに、罪の代償を払わせること。
『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』や、『ミスター・サンシャイン』など数々の名作を手がけ、「韓国一の名脚本家」とも謳われるキム・ウンスク作家が手がけた初の復讐劇『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』。
スカッと痛快な復讐劇ではなく、じりじりと練られた戦略的な復讐計画は、多くの視聴者を夢中に! キム・ウンスク作家らしいロマンスもアリの中毒性高いストーリーと、俳優陣の圧巻の演技合戦、視聴者を夢中にさせたのはもちろん、深いメッセージを届け、いじめと学校暴力に対する関心が急速に増加するきっかけともなりました。
「これまでキム・ウンスクの作品とは異なる決断」という評価を得て、2023年の〈百想芸術大賞〉では、「作品賞」「脚本賞」、さらには俳優関連の賞など9部門でノミネートを果たし、「作品賞」、「最優秀演技賞(ソン・ヘギョ)」、「助演賞(イム・ジヨン)」など3冠に輝きました。
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1990年代、韓国の国家安全企画部は、超能力者たちによるブラック・オプスチームを設立した。極秘任務の遂行を命じられたこのエリート部隊のメンバーは、超能力を使って国を守り、不可能なことも可能にする日々を過ごしていた。
しかしある日突然、部隊は姿を消し、国中に散り散りになった。
数十年後、歩くよりも先に宙に浮くことができた少年キム・ボンソク(イ・ジョンハ)と、再生能力により自動車事故で無傷で生き残った少女チャン・ヒス(コ・ユンジョン)は同じ学校に通うことになる。互いに自らの秘密を打ち明け、世の中には自分たちのような人間がいることを知り、すぐに親しくなる。
そんな彼らの日常をよそに、フランク(リュ・スンボム)という謎の配達員がソウル市内で能力者たちを殺害し始める。子供たちが能力者と暴かれる前に、フランクを止めることはできるのだろうか。
「韓国ウェブトゥーン界の父」の異名を持つカンフルが、自身のウェブトゥーンを原作に、ドラマの脚本を初めて手がけたのが『ムービング』。
SFヒーロードラマながらも、超能力を持つ子たちを守る親の深い愛と、親子二世代の愛の物語といった、深い人間ドラマに魅了されてしまいます。特に中盤から始まる大人パートでは、さまざまな伏線が回収され、大人な恋愛ドラマにときめき、子供への深い愛に涙しっぱなし…!
青春ドラマあり、大人ロマンスあり、スリラーあり、壮大なアクションあり、胸が熱くなるヒューマンドラマありという超能力というジャンルに乗っていても作品の底には、成長と家族愛、といった「愛」が流れる脚本は、多くの視聴者を魅了しました。