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《韓国ドラマ》『おつかれさま』の大ヒット、チュ・ヨンウの無双…2025年上半期ドラマをオタクが総括!

公開日 2025/07/11 12:00

変更日 2025/07/11 12:00

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『おつかれさま』、『埋もれた心』の大ヒット、チュ・ヨンウの無双などなど…2025年上半期も私たちを熱狂させてくれた韓ドラ界。本記事では、最近のヒット傾向から、話題の俳優まで上半期のドラマを韓ドラオタクのライターが総括! 皆様はどんな作品に、俳優にハマりましたか…? 上半期を一緒に振り返りましょう〜♪

『埋もれた心』が視聴率1位を獲得!復讐劇の波がキタ!

4話では10%超えを果たし、最終話では15.4 %を記録する上半期ミニシリーズ最高のヒットとなったのがパク・ヒョンシク主演の復讐劇『埋もれた心』。1話、あらすじからは予想もつかないどんでん返しにより、「思わず声出た」と衝撃を受ける視聴者が続出した本作。その後も衝撃的かつ先読みできないストーリーに一気に引き込まれてしまいます。さらに、破格的な変身を遂げているパク・ヒョンシクの熱演に、「ヒョンシクにこんな顔があったとは!」「パク・ヒョンシクのビジュと重みある演技が良い!」との声が続出し、ドラマオタを虜にしました。

2024年は、『ソンジェ背負って走れ』とか『涙の女王』とか、ロマンスの復活の兆しだったんですが、 昨年末の『私の夫と結婚して』や『埋もれた心』のヒットで、また復讐劇の波が来そうかな〜! とドロドロ系オタクの筆者は大歓喜してます。下半期も、チ・チャンウク主演の復讐劇『彫刻都市』(Disney+)が配信予定なので、ドロドロマニアさんたち、乞うご期待です!

『おつかれさま』『君は天国でも美しい』などヒューマンドラマ時代が再来!

なんといっても2025年上半期は、初っ端から大感動の渦に巻き込んだ『おつかれさま』ですよね! 同作家が手がけた『椿の花咲く頃』ぶりの大号泣で、次の日の外出に支障をきたすレベルで目が腫れました(笑)。今年の<百想芸術大賞>では、作品賞をはじめ、最優秀演技賞(パク・ボゴムIU)など、最多となる8部門ノミネートを果たし、作品賞をはじめ4冠に輝くなど、「今年最高のドラマ」を証明しました。

ただ、1つだけ言いたい! 個人的には、ボゴムからバトンを繋いで、“父性愛”を見せてくれたパク・へジュンが、ノミネートすらしてないのはいまだに納得いってないです(怒)! 『夫婦の世界』のイ・テオを凌ぐレベルの人生キャラだと思ったんですが…。娘を、妻を想う彼の表情演技にめちゃくちゃ痺れたし泣かされた人も多いはず! ということで、個人的上半期最優秀演技賞はパク・へジュンに捧げたいと思います!

また、『君は天国でも美しい』も話題でしたね! 放送前から『おつかれさま』に続く、「歴代級名作誕生の予感」と、囁かれていた本作。『まぶしくて―私たちの輝く時間―』チームということで、個人的には期待値が鬼高すぎてそこまでハマりきれなかったんですが、やはりキム・ヘジャ先生最後のドラマとあって、愛と人生の尊さを感じるメッセージ性の強い作品となりました。今話題の『未知のソウル』しかり、今年はメッセージ性のあるヒューマントレンドの波が再来してる感じがしてます!

ロマンスは低迷も…➕“お仕事ドラマ”がトレンド

500億ウォンを投入したと言われるも酷評が続いた『星がウワサするから』や、『ジャガイモ研究所』など、ロマンスものは相変わらず視聴率が取れずやや低迷傾向ですが、今年目立っていたのが、ロマンス+お仕事ドラマ(強め)の作品!

ロマンスモノでは珍しく3話からずっと視聴率10%超える話題っぷりで、最終話では12.0%という上半期ミニシリーズでは2位となる視聴率を記録した『わたしの完璧な秘書』とかが代表的な例で。お互いへの第一印象が最悪だった2人が、徐々に近づいていく悶絶級の甘いロマンスに、沼人を爆誕させた本作ですが、高評価を得たのは、ヘッドハンティング候補者たちのさまざまな人間模様が描かれているところ。本作然り、カン・ハヌル主演作『隠し味にはロマンス』然り、やはりロマンスだけじゃなくって、どこかで視聴者が共感できる「お仕事ドラマ要素」が入ってるのが、ここ最近のトレンドかなぁと思います。

あと、『賢い医師生活』のスピンオフシリーズ『いつかは賢いレジデント生活』は、日本でもハマる人が続出しましたよね〜! 久しぶりにあの“賢医”の時のような、配信待ちのワクワクを味わえました♪

産婦人科が舞台なだけに、患者やその家族たちの人生模様は、人生の喜怒哀楽が詰まっていて、涙腺崩壊ポイントが満載! 命の誕生と向き合いながら、友情や成長、時にはユーモアを交えて奮闘する産婦人科専攻医のリアルな病院生活に、笑って泣いて、共感して、「自分も頑張ろう」と励まされた人も多いのではないでしょうか? 本作のように、お仕事ドラマメインで、恋愛ドラマがスパイスで入ってくる…みたいな作品が、これからじゃんじゃん増えていくんじゃないかなぁと思ってます。

一方で、 疾走感たっぷりの痛快なメディカルドラマ『トラウマコード』が大ヒットを記録したり、大手企業M&A専門家とそのチームの活躍を描いた『交渉の技術』が高視聴率を記録したりと、“恋愛要素なし”のTHEお仕事ドラマもヒット傾向ですよね! 単にその職業を深掘りするだけではなく、働く人々の人生模様や葛藤が織り込まれているので、他業種でも共感できるってのが韓ドラお仕事ドラマの秀逸さです。

下半期も、イ・ジョンソク主演、『賢い医師生活』の弁護士バージョン的な新ドラマ『瑞草洞<ソチョドン>』が放送予定で、この“お仕事ドラマ”トレンドは続きそう♪

チュ・ヨンウが無双しすぎ!

兎にも角にも、2025年、チュ・ヨンウ無双しすぎじゃないですか…(笑)? 上半期のHOTな俳優といえば、韓ドラオタクの大半の人が彼が脳裏に浮かんでる確信があります(笑)。『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』での陽気で情熱的な芸人と、冷静で高貴な両班という対照的な2役に始まり、『トラウマコード』での愛嬌ある弟子(通称「肛門」)役、ノワールドラマ『広場』でのダークで多面的な役まで、もう驚異的な活躍! 演技力とビジュアルはもちろん、インタビューでの謙虚な姿勢から、努力家で誠実な一面がめちゃくちゃ滲み出てるのも、好感度が高すぎます…! 新作『ギョヌと仙女』も始まり、今後も彼の無双は続きそう!

他に注目したいのは、『おつかれさま』や『いつかは賢いレジデント生活』など今年大活躍のカン・ユソク! 可愛いのに、ちょっと色気があるのがけしからんのですよね…! 下半期は、イ・ジョンソク主演の『瑞草洞<ソチョドン>』でもメインキャストなので、そこでまた大きくブレイクしそうな予感! 

あとは『恋するムービー』、『おつかれさま』、『弱いヒーロー Class2』と、こちらも話題作に引っ張りだこのイ・ジュニョン! 『おつかれさま』では母の執着と初恋との間で揺れる青年を熱演! IU演じるクムミョンとの切ない別れのシーンは、名場面でしたよね。『弱いヒーロー Class2』では一転、ヴィラン役を演じるなど多彩な顔を見せ、「顔変化の魔術師」とも言われているとか! 今後も活躍間違いなしです!

ということで、上半期をザザ〜ッと振り返ってみました〜! 皆さんはどんな作品に、どの俳優に沼りましたか…?

下半期もざくざく話題作が放送予定で楽しみです♡ 欲を言えば、そろそろ『ペントハウス』シリーズのような、中毒性半端ないメガヒット作が生まれてほしいです〜! それでは下半期も、引き続き沼活楽しみましょ〜♡♪

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Writer Nana