ブリング・ミー・ホーム 尋ね人
主人公は、失踪した息子を捜す女性。悲しんでばかりもいられず、日々の仕事をこなすわけですが「元気そうですね」という何気ない一言に傷ついてるシーンが見ていて辛かったです。そして新たな目撃情報を頼りに現地へ足を運ぶものの、人々は知らんぷり。何故なら彼らは、赤の他人の子供に労働を強いているからです。目と鼻の先にいるのに、手が届かない。そして虐待される場面はあまりにも残酷で、目を背けてしまいました。漸く再会できたかと思えば、目の前で波に攫われて亡くなってしまう展開はかなりショッキングです。しかしそこで話は終わらず、まさかの展開になって更に驚かされました。最終的には救いが感じられる終わりになって良かったです。