征途 -英雄へのバトルロード-
冒頭から壮大な世界観の描写が、これからの展開をわくわくさせる演出で気に入っています。物語としては、とある大国に暮らしている部族たちを集めて戦わせ、大将を決めることに。一見すると単なる力比べのように感じますが、生死を掛けた争いで、力なきものは容赦なく命を落としていきます。辛うじて生き残っても、焼き鏝で敗者の烙印を押される厳しい世界です。主人公は部族代表の一人として参加するわけですが、大会へ向かう途中に早速メンバーが死んでしまうのには、ちょっと笑ってしまいました。その穴埋めとして女性のジンガンが参加することになるのですが、まさか終盤で命を落とすことになるとは。また、アクションシーンはかなり見ごたえがありました。特にジンガンが小柄ながら大剣を振り回して敵たちを倒していくところが好きです。