新感染 ファイナル・エクスプレス
いわゆるゾンビパニック映画だと思っていましたが、ゾンビの固定概念を覆す面白さでした。釜山に行く!という目的、高速列車という限られた空間、この2つの設定が、いわゆるパニックアクションムービーというジャンルをドラマティックでスリリングな物語に導いているように思います。ゾンビから逃げる過程で露呈していく登場人物の本性も作品への興味をさらに高めてくれます。
そして、この作品に出てくるゾンビはとにかく足が速い。笑 ゾンビはゆっくり動くという先入観があったからこそ、最初ダッシュしてきたときは本当に怖かったです。笑 コ
ン・ユが最後感染し、子供を守るために死を選んだことは、切なかったしドラマティックだったけれど、やっぱり親子で助かってほしかったです…。ラストが切なかったおかげで、面白かった!という爽快感よりも淋しい気持ちになりました。