アルハンブラ宮殿の思い出
新鮮な内容でおもしろかったです。ゲームの世界にいるような感覚を味わえるVRや『ポケモンGO』のような実際の場所と連動するゲームといった“体験型ゲーム”が誕生するゲームの新時代を迎えた現代らしい設定で、それ以上の憧れ性を叶えるようなファンタジー作品。ゲームと自分が一体となるのは憧れだけど、戦闘系においては非常に危険なシステムでもある。新しい技術は有意義で感動を与えると同時に、一歩間違えれば脅威になりうるという二面性が、この作品にのめり込む肝だと思います。パク・フン演じるゲーム内の敵がエラーで現実世界(?)で何度も現れてその都度倒すのだけど、毎回同じ血だらけの姿で登場するので、メイクさんは何度も同じ血のりメイクを施さなくちゃいけなくて大変だなと思ってしまいました。