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まつり

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まつりさん

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  • この心亡き者
    鑑賞済
    2.0
    主人公は恋人の死をきっかけに、自殺願望から逃れられない女刑事。恋人が自死した現場でもある車を手放せずにいるところからも、立ち直れないでいる様子が伺えます。上司からも心配されるほど悲しみを乗り越えられない状況の中で、猟奇殺人の捜査を担当することに。なぜ被害者は不法移民ばかりなのか。なぜ心臓を抜いたのか。あらゆる謎が散りばめられており、丁寧に回収されていきます。個人的に犯人の動悸は納得出来るものがありましたし、憐れに感じました。事件を経て前を向くことができるようになった主人公の幸せを祈らずにはいられません。
  • 寄生獣 ーザ・グレイー
    鑑賞済
    3.0
    宇宙から舞い降りてきた寄生獣が、人の集まる会場で大暴れするところからストーリーが始まります。顔が変形し、触手を使って立ち回るアクションシーンは日本版と違った迫力があるように感じました。特に物語終盤の、高速道路での戦闘シーンは見ごたえがあります。原作には描かれていない要素はあるものの、うまくアレンジしているのでストーリーに深みが感じられます。そして6話構成と言うこともあり、スピーディーに物語が進行するので視聴しやすかったです。ラストシーンは原作を知っている人にとってはかなり嬉しいサプライズ。ぜひ最後まで視聴して欲しいです。
  • 無双の鉄拳
    鑑賞済
    4.0
    今作のマ・ドンソクが演じるのは、頼りない面もあるけれど妻のために頑張る愛妻家!理不尽な目にあっても、穏便に済ませようとする姿が印象的でした。ところが妻が悪い連中に突っかかってしまったことで、目をつけられてしまいます。家へ押し入り、悪人たちが妻が攫うシーンは恐怖を感じました。妻を取り戻すために仲間たちと協力して、奮闘する主人公。時には危険を顧みずに警察に忍び込んだり、逃げるために車を爆発させたりする場面は、なにがなんでも妻を取り戻そうする強い意志を感じさせてくれました。
  • スーパー・ミー
    鑑賞済
    2.0
    主人公は売れない脚本家で、悪夢に悩まされる日々が続いていました。しかし夢の中にある財宝を現実に持ち帰ることができる能力を知ったことで、日常が大きく変化していきます。夢の世界が非現実ならではのおしゃれな演出になっている点が良かったです。傍から見ると順風満帆な生活を過ごせるようになったものの、あれだけ頑張っていた脚本家と言う仕事をあっけなく手放してしまった点は悲しくなりました。主人公が見ていた世界はどこまでが現実で、どこまでが夢だったのか。考察のしがいがあるラストも印象的です。
  • 配達人 ~終末の救世主~
    鑑賞済
    4.0
    大気汚染によって荒廃した韓国が舞台の作品です。要となるのは、人々に酸素を届ける配達人。その道中では物資を奪う輩に遭遇することもあり、悪漢を制圧するシーンが見どころ。ソン・スンホン演じる主人公は、伝説の配達人として働いている男性です。周囲からはヒーロー的存在として見られており、階級制度によって支配された今の世界を覆そうと仲間たちと奔走しています。世界観の設定が凝っているのにわかりやすいので、SF好きな人は楽しめる作品だと思います。
  • ハード・ヒット 発信制限
    鑑賞済
    2.0
    いつものように子供を学校に送って、仕事に出勤するはずだった主人公。しかし車の座席に爆弾が仕掛けられたことで日常は崩壊。子供を守るためには車から降りずに、犯人の指示に従うしかありません。同じように爆弾を仕掛けられた同僚は犯人の指示に背いて、目の前で爆発に巻き込まれて死亡してしまいます。その場に居合わせたことがきっかけで、警察からは被疑者として追われる身に。犯人が狡猾なせいか、警察が翻弄されてしまう展開は少しヤキモキしてしまいました。
  • ハウスメイド
    鑑賞済
    2.0
    女友達と狭いベッドで一緒に眠るような貧しい生活を送っていた主人公。そんな彼女が勤めることになったのは、裕福な家族が暮らすハウスメイド。家事を仕切っているユン・ヨジョンの態度はかなり素っ気ないし、雇い主の妻からは「おばさん」と呼ばれる始末であまり快適な職場環境とは言えません。それなのに妊娠している妻を労わったり、雇い主の娘と優しく接する姿は仕事に対して真摯であろうとする姿が伝わってきました。しかし主人との不貞を働いたことで、状況は大きく変化します。立場の弱い主人公は、雇い主たちの思惑に振り回された挙句、壮絶な最期を迎えることになったのは辛かったです。
  • SEOBOK/ソボク
    鑑賞済
    5.0
    仲間を裏切って死なせてしまった罪悪感を抱きながら、余命僅かな人生を過ごす主人公。彼が任されたのは、テクノロジーを駆使して永遠の命を得た少年のボディガード。研究員が「少年は人間ではない」とはっきりと言葉にする場面はかなり衝撃的でした。少年自身の言動も浮世離れしていて、本当に人間扱いされていなかったのだなと感じて辛くなります。主人公との交流を通して人間らしくなっていく少年ですが、特殊な生い立ちが「人間になること」を許してくれません。少年自身もそれを理解しており、逃走劇の果てに介錯を頼む場面は涙が出そうになりました。
  • 料理が冷めないうちに
    鑑賞済
    2.0
    日本でもテレビ出演を果たした料理研究家フー・ペイメイが主人公と言うことあり、親子丼が何度も出てくるシーンが印象的でした。結婚の挨拶をする時など、登場人物にとって重要な場面で登場します。日本語で「いただきます」と言って手を合わせる姿は、さながら日本ドラマのようです。プロ顔負けの料理を作るフー・ペイメイですが、最初は自他ともに認める料理下手だと言うのには驚かされました。当時は、料理教室など存在しないので自分が働いたお金を切り崩しながら、プロの料理人に教えを乞う場面から必死さが伝わってきました。「金持ちの道楽だ」と思われて雑な教え方をされてしまうこともあったけれど、料理に対する真摯な姿勢と努力によって周囲の目も変化していきます。恵まれている環境とは言えないなかで、必死に頑張る姿は励まされました。
  • バレリーナ
    鑑賞済
    3.0
    電話で呼び出された主人公が対面したのは、「復讐して」と言う謎の手紙と命を絶った友達の死体。衝撃的な展開から始まる本作は、友人に託された最期の願いを叶えると共に、死の真相を探ることになります。ところが返り討ちに遭ってしまい、復讐は失敗。友人と同じ被害を受けていた女性の手を借りて撤退に成功しますが、すぐに居所がばれてしまいます。万全とは言えない装備で単身、敵のアジトに乗り込んでからのアクションシーンは見事でした。また、全体的におしゃれな構図で撮影されているのも印象的です。
  • 虐待の証明
    鑑賞済
    4.0
    虐待された過去を持つ女性が被虐待児と出会う話です。被虐待児の境遇はかなり過酷で、誰にも生きていることを望まれていないことに心が苦しくなりました。父親に命を奪われそうになった時、被虐待児が「生まれてきてごめんなさい」と謝るシーンは涙が出てしまいます。どうにか助け出そうとする主人公ですが、前科者だったことが災いしてなかなかうまくいきません。印象的だったのは、寄り添ってくれる刑事がいて、手を差し伸べてくれているのに助けを求めない場面。彼女が誰にも頼れない境遇で育ったため、人を信じ切れず、頼り方がわからなかったなのかもしれないと考えたら切なくなりました。最後は救いのある結末だったのが良かったです。
  • 守護教師
    鑑賞済
    3.0
    曲がったことが大嫌いな性格が災いして、開幕早々にして職を失うことになる主人公。家族の紹介で新たに学校の教師として働くことになりますが、メイン業務は未払いの授業料を取り立てると言うブラックなものでした。生徒たちの態度はかなり冷たく、学校がある町全体の雰囲気も良くありません。しかも生徒の失踪事件が起きているにも関わらず、学校も警察も放置気味。被害者の親友に巻き込まれる形で捜査に協力することになる主人公ですが、そこには思わぬ真相が待っていました。本作の主演をつとめているマ・ドンソクですが、今回は悪役ではなく生徒のために奔走する教師役。アクションシーンもあるので、ぜひ注目してほしいです。
  • 最後まで行く
    鑑賞済
    4.0
    悪徳刑事がどんどん追い込まれてしまう展開は、視聴していて非常に息がつまりました。車で轢いてしまった死体を母親の死体と一緒に棺に隠すシーンは冒涜的で、どんな手を使ってでも隠蔽しようとする主人公の決死の覚悟が感じ取れます。必死になって隠したものの、結局脅されることになる主人公。その犯人は予想もしない人物で度肝を抜かれます。苦境に立たされた主人公はあの手この手で黒幕を出し抜こうとするもことごとく失敗。遂には仲間に引き込もうとした同僚の命が奪われるシーンは、衝撃的です。最後の最後まで緊迫感のあるストーリーで、時間を忘れてしまうほどのめり込める作品です。
  • 返校
    鑑賞済
    3.0
    ゲームが原作ですが、30年後を舞台としているので未プレイの人も楽しめる内容になっていると思いました。物語序盤は、原作の「ホラー」らしさを感じさせてくれる演出がされており、日本ホラーのような薄気味悪さを感じさせてくれます。主人公となるリウ・ユンシアンは、転校した先で出会った幽霊と似た境遇で育ち、苦しい体験をすることになる展開は見ていて苦しいものがありました。原作を知っている人にとっては嬉しい演出もところどころあるので、色んな人が楽しめる作品だと思います。
  • 未来モール
    鑑賞済
    3.0
    ミステリーとSFを融合させた異色の作品。とある作家の死によって物語が始まるわけですが、被害者は「未来モール」と呼ばれるショップサイトから未来に出版される本を入手し、盗作していた事実が発覚します。その後、「未来モール」の商品を手にした人々によって、次々と不思議な出来事が発生。主人公の刑事はその謎を追いかけることになるのですが、「未来モール」の魔の手は自分の婚約者にまで忍び寄ります。シーズン2を期待させるような結末となっており、続編が待ち遠しい作品です。
  • チーズ・イン・ザ・トラップ
    鑑賞済
    3.0
    一見すると王道な展開かと思いきや、癖のあるラブストーリーに引き込まれました。特に注目して欲しいのは、やはりパク・ヘジンの演技。この作品では主人公にアプローチする先輩ユ・ジョンを演じています。ユ・ジョンはルックスも良く、人当たりの良い男性。しかしその裏には冷酷な一面を抱えています。主人公に対して冷たい態度をとった過去が明かされる場面では、アプローチする姿とは全く正反対で、そのギャップに魅せられてしまいました。
  • ビューティー・インサイド
    鑑賞済
    5.0
    毎日、姿かたちが変わってしまうという設定が純粋に面白いです。老若男女、様々な俳優・女優が出ているのですが、上野樹里が登場したのには驚きました。上野樹里演じる主人公のキム・ウジンとヒロインが言葉を交わすシーンは印象的です。特異な体質が故に人との繋がりを避ける主人公ですが、ヒロインと出会ったことで変化していくところが見どころです。しかしその性質が原因で、ヒロインが心を壊してしまう場面は切な過ぎました。そこから立ち直っていく展開も好きです。
  • 感染家族
    鑑賞済
    3.0
    ゾンビと言えばホラー要素を前面に押し出した作品が多いですが、フラットに楽しめる内容になっています。特にゾンビの効果を勘違いして、金儲けしようと言う考えには意表を突かれました。結果としてその行動が災いし、大規模なパンデミックを起こすことになるのですが、そこでしっかりゾンビ映画ならではの迫力抜群な演出がされている点も良いなと思いました。ホラー・コメディ・ラブストーリーまであらゆる要素がバランスよく盛り込まれていて、何度も視聴したくなるお気に入りの作品です。
  • いつか家族に
    鑑賞済
    3.0
    朝鮮戦争終戦直後の1953年が舞台になっていて、主人公とヒロインが恋に落ちるまでは綺麗なラブストーリーのような展開が続きます。しかし結婚し、子供が生まれてからは胸が苦しくなるような展開へと変化していく点が良かったです。それぞれ苦しい立場だとは思いますが、やはり息子が育ての親だけでなく、実の父親からも拒絶されてしまう場面は涙が零れそうになりました。その後、血の繋がりを乗り越えて父親になろうとする姿も、感動する場面です。
  • 私を忘れないで
    鑑賞済
    4.0
    主演のチョン・ウソンと言えば、映画「私の頭の中の消しゴム」が有名。ストーリーとしては交通事故をきっかけに記憶を失った主人公が、見知らぬ女性と出会い、少しずつ記憶を取り戻していきます。設定がわかりやすく、王道のラブストーリー展開かと思う人もいるかもしれません。しかしその先にある真実に、胸が切なくなってなってしまいました。ヒロインを演じているキム・ハヌルと言えば「きみはペット」が印象的ですが、今作では儚く美しい女性を演じていているところも魅力的で良かったです。