ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え
南北統一後の統一通貨を狙い造幣局を乗っ取った強盗団。人質を働かせて統一通貨を集め、着々と犯行が進む中で、強盗団と人質、そして建物の外にいる警察部隊のドラマが展開されます。個人的に好きなのは、父親と強盗団メンバーになったデンバー(キム・ジフン)は、人質女性ミソン(イ・ジュビン)を殺せず、怪我の介抱をしているうちに惹かれ合います。野心家なリーダー(パク・ヘス)に隠れて愛し合うデンバーとミソン、そして息子を強盗団に入れてしまった父との親子ドラマが特に良かったです。また、造幣局の中と外、つまり強盗団と警察の大迫力の打ち合いシーンや、人質にも我先に脱出したい自己中な奴がいるなど、様々な視点で面白い展開があり、どんどん見進めてしまいました。